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ウイルス対エンタテインメント

日本のソニー・ミュージックとエイベックスが

社員にコロナウイルス感染者が出たと

昨日それぞれの公式サイトで発表した。

 

ソニーミュージック・グループ

https://www.sme.co.jp/pressrelease/news/detail/NEWS001552.html  

エイベックス・グループ

https://avex.com/jp/ja/news/2020/avex0330/  

 

オペラ歌手のプラシド・ドミンゴ(79才)や

ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアン(58才)、

ユニバーサルミュージックのCEOルシアン・グランジ(60歳)

などのニュースは遠い話のように見ていたが 昨日のこの報道で

ウイルスが一気に自分のすぐ近くにまで接近してきたようで、

免疫力の低い私は本当に怖くて仕方ない。

これで今年は当分仲間とも会えなくなった。

 

2月末から巣ごもり生活を続けていてつくづく感じるのは

ストレスの溜まる毎日の中で気が休まるのは

やっぱり音楽や映画のようなエンタテインメントだと。

 

そこに2020年の私にゲームとお笑いが加わっている。

それほどお笑い好きの人間ではなかったはずなのに

この1ヶ月はyoutubeでサンドウィッチマンや

東京03なんかのネタでゲラゲラ笑うことが増えた。

 

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テレビも人気お笑い番組に限らずに

テレビ埼玉の「いろはに千鳥」や

テレビ静岡の「霜降り明星あてみなげ」みたいな

ローカルで制作費のかかっていないロケ番組まで録画して見ている。

 

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気味の悪いウイルスに勝つには治療薬やワクチンの開発に加うるに

人間の心に直接元気の波動を飛ばす、

そんな力のある音楽、映画、お笑いじゃないかと実感として思う私だ。

 

しかし志村けん、報道によれば3月17日に倦怠感を感じ、20日に入院、

23日に感染が判明、亡くなったのが29日夜って、、、早い。

エンタテインメントの頂点の一人がウイルスにやられた。

頑張って笑わせてくれ、エンタテインメント。

 

 

 

 

 

 

 

 


youtubeで期間限定の「スーパー・ジャンキー・モンキー」を見て欲しい

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「What's In? tokyo」というサイトの中の

音楽プロデューサー佐藤剛さんの連載コラム

「会った、聴いた、読んだ」136回目の昨日は

 

「世界のロックシーンの最先端にいた小さなモンスターたち、

スーパージャンキーモンキーを知っていますか?」だ。

https://tokyo.whatsin.jp/591347 

 

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スーパー・ジャンキー・モンキー(SJM)

1994年にデビューし1999年ヴォーカルMUTSUMIの

死によって活動を休止した日本の女性4人組

オルタナティヴ・ロックバンド。

 

そのSJMを佐藤剛さんは高く評価し

彼女たちをたびたびメディアで紹介してくれている。

今回のコラムのキッカケとなったのは

先日スペースシャワーで放送された特別番組

「Super Junky Monkey 25th Anniversary Special」だった。

 

番組は秘蔵ライブ映像やメンバーのインタビューに加え

Rizeの金子ノブアキがナレーション、電気グルーヴの石野卓球、

マキシムザホルモンのUE CHANG、サカナクションの草刈愛美、

a flood of circleのHISAYOがコメントしている。

 

でもその世界ではいくらレジェンドと呼ばれようと

一般的には無名なSJMの1時間番組を作っちゃうなんて

しかも英語スーパー入りまでやってくれて

スペースシャワーさんは酔狂というか、偉い!

で、その特別番組が3月27日から1ヶ月間の期間限定で

youtubeで見られることになったのだ。快挙でしょう!

 

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https://www.youtube.com/watch?v=FCIvGPOtDHA 

 

私の36年間の業界在籍時代にかかわった「ロック」の中で

今でも一番カッコいいと思えるのは洋楽ではザ・クラッシュ、

邦楽(?)ではスーパー・ジャンキー・モンキーだった。

昨年の3人による再結成ライブも当然見に行った。

 

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私にとってザ・クラッシュが憧れであるのに対して

SJMはカッコいいけど小さくて可愛いから惚れたに近かった。

2009年にメンバーと再会した時のこのブログも恥ずかしいほどの告白で

https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10282294797.html 

その前の2006年の12月はまだ私はソニーミュージックの現役で

「SJMの評価が低すぎる」と憤慨している。

https://ameblo.jp/shachorirekisho/entry-10192736802.html  

これから14年が経ち、彼女たちに影響を受けた次の世代の応援によって

こんな状況になるなんて・・感無量じゃ。

 

佐藤剛さんもコラムの最後にこう書いている。

<このバンドはこれからも世界の音楽ファンに、新しく発見されていくのではないか>

「新しく発見されていくのではないか」なんて上手いなあ。

この人は音楽を作る人だからか書くドキュメンタリーの文章に

音楽みたいな小気味良いリズムと流れるメロディがあるので私は好きだ。 

「上を向いて歩こう」「黄昏のビギンの物語」

「美輪明宏とヨイトマケの唄」は読んでいるがまだ

「ウェルカム! ビートルズ 1966年の武道館公演を実現させたビジネスマンたち」

は読んでいない。

このところ「阿久悠と歌謡曲の時代」にかかっているようでこちらの方が興味ある。

 

 

ともあれ、今日はyoutubeで期間限定の「スーパー・ジャンキー・モンキー」を見て欲しい。

カッコいいんだ、とにかく。

これこそがロックなんだから!!

 

「Super Junky Monkey 25th Anniversary Special」

 

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https://www.youtube.com/watch?v=FCIvGPOtDHA 

 

友人たちのFM番組

私が子供の頃は

家で音楽を聴くメディアはもっぱらラジオで

それもよく聴こえる民放は3つしかなく

ラジオ関東やFENなんかは雑音まじりだった。

それが90年代から次々とコミュティFMが開局され

今では全国に332もあるという。

 

そういうFM局の番組に参加している私の友人たちがいるので

今日は2つの番組を紹介し宣伝したい。

 

最初は今日の14時から 「FMひがしくるめ」85.4MHz)で始まる

高橋章さん(芸名:加橋章)の「加橋章の木曜はダメよ」

 

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14時からの生放送で

第一回目のゲストは嶋田富士彦さん

第二回目のゲストは鈴木博一さんだそうだ。

 

ん?聞き覚えのある名前じゃん。

 

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FMひがしくるめ 85.4MHz

「加橋章の木曜はダメよ」毎週木曜日14:00~

http://www.fm-higashikurume.com/    

(まだ番組表もパーソナリティ紹介も間に合っていないみたい)

今日です、14時からよろしく!

 

 

もう一つの番組は昨年開局した狛江FM(コマラジ)」85.7MHz

 

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日曜日20:00から1時間の 「音楽夜話」

https://www.komae.fm/  

 

こちらのパーソナリティは

釘嶋峰幸さん、藤倉克己さん、

清水彰彦さん、岸本ミナミさん

あれ~?こちらも聞いたことのある名前ばかりだぞ。

 

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毎週日曜日

第1週:清水彰彦・岸本ミナミ

第2週:藤倉克己・釘嶋峰幸

第3週:清水彰彦・大藤史(シンガーソングライター)

第4週:藤倉克己・釘嶋峰幸

1&3週が歌謡曲、2&4週が洋楽のようで。

かなりマニアックな選曲なのだそうだ。

 

東久留米の番組も狛江の番組も

みんな退職後を有意義に楽しんでいる元業界人たちで

その多くがFM Cocoloの「パイレーツ・ロック」や

昨年の「劇団TAKICHI」の公演に出てくれた

縁のあるというか、仲のいい自慢できる友人たちだ。

私のブログでは酔っ払っている写真が多いけど

豊富な経験と知識で番組を盛り上げていくことだろう。

 

ただ、少なくともコロナにかかったら全員ヤバい年齢だ。

世の中がこんなじゃなかったら

私も勝手にスタジオに押しかけちゃいそうだけど

それはできないので放送だけで楽しむことにする。

みんな注意には注意を重ねて予防してよ。

 

ぜひ聴いてあげて下さいな。

4月3日、映画「白い暴動」本日公開

映画「白い暴動」本日公開

 

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https://cinefil.tokyo/_ct/17348842  

 

配給元のツインさんから映画のパンフレットが届いた。

 

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このパンフレットでもフライヤーでも今回思ったのは

ツインの宣伝姿勢の正しさだ。

 

ドキュメンタリー映画「白い暴動」は1978年4月30日、

ロンドンの10万人による人種差別反対のデモ行進と

クラッシュも出演した音楽フェスがハイライトになっている。

 

1969年のアメリカのウッドストックがラヴ&ピースと

ベトナム反戦というシンプルな主張だったのに対して

1978年イギリスの人種差別反対デモに若者10万人が集まった

というのは(なんで?)と日本人にはちょっとわかりにくい。

そこを今回の配給元のツインは

映画のそのバックグラウンドである1970年代後半の

イギリスの社会状況を丁寧に説明するところから始めた。

 

例えば、第二次世界大戦後のイギリスの政治史、

ビートルズを初めとするブリティッシュ・ロックの流れ、

そこに(これが素晴らしい)1970年からの日本の出来事、

そして1976年に始まるこの運動の中核となった

「ロック・アゲインスト・レイシズム」の1979年までの活動、

おおざっぱではあるものの、それらを年表にしている。

 

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どんな時代背景の下にブリティッシュ・パンクは生まれたのか 

何故「ロック・アゲインスト・レイシズム」「アンチ・ナチ」と

トム・ロビンソンやクラッシュは共同戦線を張ったのか

一方その頃日本ではどんなことが起きていたのか。

わかりやすい教材に近い。  

そこから説き始めたツインに拍手。

 

そんな映画が今日から公開になる。

「だから観に行って下さい!」と

推薦コメント書いたとか関係なく熱く薦めたいのに

こんな状況ではそうは言い切れない自分がもどかしく悔しい。

せめてものお願いは「この映画のことを覚えておいて下さい」か。

 

奇しくも今日4月3日は、何事もなく予定通りだったら

午前11時35分発の全日空で

「ロンドン・コーリング展」に飛びつはずの日だった。

カレンダーに付いている印が空しい。

まったく、何もかもが狂ってしまった。

 

映画「白い暴動」予告編

 

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https://www.youtube.com/watch?v=vKkB9zywzrw  

 

「ロンドン・コーリング展」と西原さん

昨日から始まった映画「白い暴動」のパブリシティ(の一部)

Movie Walkerのスタッフの人のコラム「今週の☆☆☆」

https://movie.walkerplus.com/news/article/228851/  

フィガロジャポン、音楽と政治の映画3本

https://madamefigaro.jp/culture/feature/200402-whiteriot.html  

映画評論サイト「BANGER!!!」に久保憲司さん

https://www.banger.jp/movie/30566/

 

イギリス在住の西原さん『ロンドン・コーリング展』で売られていた

Fanzineとピンバッジとポストカードを送ってきてくれた。

 

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「『ロンドン・コーリング展』に来られなくなって残念でしょうからプレゼント。

展覧会と言うより陳列といった感じのこじんまりとしたものでした。

イギリスは今、全都市がロックダウン状態です。

大英博物館は3月19日から休館、ロンドン博物館も休館。

当然『ロンドン・コーリング展』も中止でオンラインショップも閉鎖されています」

 

有り難い。西原さん優しい。感謝。  

特にペニー・スミス撮影のポストカードがいい。

若きミック。ジョーンズのが特にいい。

 

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西原さんには10年前にロンドンでお世話になった。

2010年4月20日にランチした後、初めてお会いしたのに

無理矢理お願いしてジョー・ストラマーが18才の頃住んでいた

フラットまで車に乗せて行ってもらった。

 

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(その日のブログ)

https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10513198453.html 

 

これ以降、毎年彼女が帰国するたびに仲間たちと一緒に

飲むようになっているので次回会ったらちゃんとグッズのお礼をせねば。

 

と、10年前の自分のブログを開けたついでに「4月4日」を開けてみた。

土曜日のポートベロー・マーケットに行き、トイレを借りるのを兼ねて

「The Portobello Organic Kitchen」という

ランチ時なのに客が一人もいないレストランで

フィッシュ・アンド・チップスを食べている。

ところがこのフィッシュ・アンド・チップスが

それまでのイメージを覆すくらいとんでもなく美味しかったので

ウェイトレスとオーナの写真まで撮ってしまった。

 

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https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10499393838.html  

 

4年後にこのお店は日本でも知られるトリップアドバイザー認定の

「エクセレンス認証」を取ったと知った。

イギリスにも美味しい店はあるわけよ。今年も寄ってみたかった。

 

じゃあ今日はそのフィッシュ&チップスを思い出して

クラッシュじゃなく、この街のテーマソングみたいなこの曲だ

「She」エルヴィス・コステロ(1999年)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=biCL40V92nE  

アラン・メリルの曲跡

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの全米NO1ヒット 

「アイ・ラヴ・ロックンロール」の作者として知られる

アラン・メリルが3月29日新型コロナウイルスで亡くなった。

69才だった。  

 

志村けんの訃報と重なったせいもあってか

報道は概して上記のようなシンプルなものだったが

この人はドキュメンタリー番組が作れそうなくらい波乱万丈で

日本とも縁の深いアーティストだったから今日は彼に触れてみたい。

 

とか言いながら、この「Music Life Club」の記事と

https://www.musiclifeclub.com/news/20200330_05.html

「Cutie Morning Moon」というサイトに載ってる

アラン・メリル本人のインタビューを読めば

どのくらい波乱万丈な人生だったかはわかる。

http://60spunk.m78.com/alanmerrilljp.html 

 

それでも繰り返すとすれば、

「ニューヨークのため息」と呼ばれた

ジャズ・シンガーのヘレン・メリルを母に持つ彼は

1967年からバンド活動を始め、1968年に来日し、

「ザ・リード」というGSのバンドで日本デビュー、

1969年のバンド解散後は渡辺プロとソロ契約、

ヒット曲も出し、タレント活動やモデルなどもしてから

バンド「ウォッカ・コリンズ」を結成、ここは

元テンプターズの大口広司やかまやつひろしもいた。

1974年にロンドンに渡り「ザ・アローズ」を結成、

7枚のシングルとアルバム1枚の後、1977年に解散した。

 

彼らはイギリスで自分たちのTV番組を持っており、1976年、

英国ツアー中のランナウェイズのジョーン・ジェットが

番組でアローズの演奏を見て気に入ったその曲が

「アイ・ラヴ・ロックンロール」だった。

ジョーン・ジェットは自身のバンドでレコーディングし

1982年にビルボード誌で7週連続1位を記録することになる。

 

アローズ解散後にニューヨークに戻ったアランは

現在に至るまでソロで音楽活動を続けていた。

80年代にはリック・デリンジャーやミートローフの

ギタリストとしてツアーに参加もしている・・てな人だ。

 

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日本で活動している時はもちろんこのビジュアルだから

アイドル人気もあったので個人的には

「アラン・メリルは日本のGSの人」のイメージだった私に

その後の彼の活動はまるで日本人がイギリスやアメリカに行って

活躍しているかのように見えていた。

 

youtubeだとそんなアラン・メリルの激動の人生の軌跡が

いとも簡単にわかる。

 

まずはGSから

ザ・リード「悪魔がくれた青いバラ」(1968年)

メンバーは全員外国籍、日本語うまい。

作曲は鈴木邦彦、「雨のバラード」みたいなイントロ。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=gifDVY5mYbs  

 

アラン・メリル「涙」(1971年)

安井かずみ作詞、かまやつひろし作曲

ヒット曲だった。アメリカ人とは思えない。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=k4U9D5IB3Ms  

 

ウォッカ・コリンズ「Automatic Pilot」(1973年)

大口広司作詞、アラン・メリル作曲

既に「アイ・ラヴ・ロックンロール」の片鱗もあり

Tレックスっぽくもあり、日本のグラムの魁と言われている。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=BO1YzSKEUQE  

 

「アイ・ラヴ・ロックンロール」アローズ(1975年)

アランはベースとヴォーカル。

ギターのジェイクフッカーとの共作で最初はB面だったという。

RAKレーベルということはスージー・クワトロやマッドと同じだから

日本の担当者は東芝EMIの「大部長」だな

 

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https://www.youtube.com/watch?v=UETTaHaAnaQ  

 

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ

「アイ・ラヴ・ロックンロール」(1982年)

1982年3月20日付けビルボードHot100で1位になり

ジャーニーの「オープンアームズ」や

Go-Go'sの「ウィ・ガット・ザ・ビート」の追撃をかわして

5月1日付けまで7週間1位を守った。

 

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 https://www.youtube.com/watch?v=iC8oP4Z_xPw

 

「ロックジェット」創刊20周年&通巻80号

シンコー・ミュージックのムック「ロックジェット」が80号を迎えた

 

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https://www.shinko-music.co.jp/item/pid164901x/  

 

内田裕也、KISS、クイーン、U2などメイン記事のうち

全体の半分以上を内田裕也さんの特集が占める。

近田春夫、大谷健、和田ジョージ、鮎川誠のインタビューは

これでもかというくらい面白エピソード満載で

読み応えあってしかも相当笑える。

 

特に近田春夫さんと、2002年からマネージャーだった

石山夕佳さんのインタビューに裕也さんの人柄が出ていて

楽しく読まさせてもらった。

沢田研二との東阪1日づつの「きめてやる今夜」ライブのために

12日間もリハーサルをやったという石山さんの証言からは

裕也さんの本気度が伝わってレアでジーンとくる。

私など裕也さんにとってはレコード会社の単なる「選手」だったから

いつも緊張していた記憶しかない。

 

裕也さんに関する本ではこの「俺は最低な奴さ」が最高なので

この「ロックジェット」で興味を持ったらオススメする。

 

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http://www.byakuya-shobo.co.jp/page.php?id=1141

 

そしてこのVol.80にはひっそりともう一つ特集がある。

2000年に創刊された「ロックジェット」は

この号が「創刊20周年&通巻80号」になる。

 

それを記念して創刊以来ここにかかわってきた人たち36人の

「1980年までに発表された私が好きなアルバムBest10」

アンケートが掲載されている。

 

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アーティスト、音楽評論家、 ライター 、デザイナー、カメラマン

などの人たちに混じって、中では最年長の元レコード会社社員の私も

声をかけてもらったので真面目に熟考して提出した。

これ、結構難しい注文なんだけど「1980年までに発表された」という

縛りが救いではあった。若い頃のアルバムBest10だ。

 

ということで他の人のアンケートを見ると

いかにも「ロックジェット」なアルバムが並んでいる。

「レコードコレクターズ」だったらこうはならないだろうな

というような、どちらかと言うと大衆的でゴリゴリの

ロックンロールのラインナップが多くて嬉しくなる。

 

まあ、例えばツェッペリン、ストーンズ、クイーン、KISS、

エアロスミス、ドアーズ、Tレックス、デヴィッド・ボウイ、

セックス・ピストルズ、クラッシュ、ピンク・フロイド、

キング・クリムゾン、ボブ・ディラン・・みたいな。

中にはキャロル、浜田省吾、陽水、山崎ハコの人もいるし

チープ・トリックも数人が選んでいたのがちょっと驚きではあった。

 

そこに私は年代順に

「ビートルズ!」「デイヴ・クラーク・ファイブ」「夢見るフランス・ギャル」

「レッド・ツェッペリンⅠ」「シカゴの軌跡」「新宿の女 / 藤圭子のすべて」

「イン・ロック」「水色の恋」「クイーンⅡ」「悪徳のジャングル」の10枚。

 

コメント欄には担当した仕事だから10枚からは省いた

「愛の回想録」「ロックス」「白い暴動」「at武道館」を加えておいた。

 

ということで今日聴くのはやっぱりこれかな

「きめてやる今夜」内田裕也+沢田研二+松田優作

凄い顔ぶれ。

このポスターは石山さんが言っていた2009年のもの、

ライブの映像はいつかはわからないが

「ニューイヤーズ・ワールド・ロック・フェス」だ。

裕也さんもジュリーも、いい。ロックだったなあ。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=5HMmFWtCecg 

緊急事態宣言の朝に

コロナウイルスに感染しているイギリスのジョンソン首相が

集中治療室に入ったという。

デュラン・デュランのジョン・テイラーは現在は回復しているという。

チャールズ皇太子も回復したようだ。

 

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日本でようやく7都府県に「緊急事態宣言」が発令される今日、

私は夜7時からの首相会見に注目している。

ブログにこういうことは書きたくはないのだが

この人の演説や国会答弁は言葉だけ勇ましくて具体的な内容がない。

 

意志の強さを伝えようとして彼がよく使う単語は

「断固」とか「敢然」とか「挑戦」などで、

副詞では「強力に」「積極的に」「大胆に」「徹底的に」などが

例えば「取り組む」の前に付けられたりする。

普段の「前向きに」「着実に」だけじゃ弱いかもと

こういう言葉をやたらとそこかしこに使うものだから

逆に全体が修飾語だらけになってしまい、

その結果、内容がさらに浮ついて薄くなる。

 

ドイツのメルケル首相

3月に行ったコロナ関連の演説が素晴らしいので紹介したい。

ギュンターりつこさんというドイツ在住の日本人の方の全文の訳も。

 

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(映像)

https://www.youtube.com/watch?v=caUFMAipVYI 

( ギュンターりつこさんの訳)

https://www.facebook.com/ritsuko.guenther/posts/2898577720233631 

 

何という真摯な言葉であることか・・。

真摯な言葉は勇ましい言葉より強く人の心を打つ。

これは歴史に残る名演説じゃないだろうか。

 

ちなみにこの演説のあとで

肺炎球菌の予防接種を受けた際の担当医師が

コロナウイルスに感染していたことが判明したため

メルケル首相は2週間自宅隔離していたが

数回の検査の結果が陰性で、4月3日に復帰している。

 

今晩の安倍首相の会見は

このドイツのメルケル首相の演説のようにとまでは言えなくても

原稿を読むのでもプロンプターを見るのでもなく、

国民のカメラに向かって自分の言葉で訴えて欲しいと思うのだが

果たしてどんな演説になるのか。

スピーチライターを使うのかしらん。

メルケル演説をコピペしたら?とも言えないし

下手すると「強力に」「積極的に」「大胆に」より

さらに強い言葉が胸を張った首相の口から発せられるかもしれない。

 

せめてテレビカメラに向かっての演説なんだから

大胆に「布マスク」は外してきて欲しいとは思う。

今日の19時。

 

 

 

 

 


幕末の侍の本

昨夜の安倍首相いつもよりは低姿勢だった。

だったら記者はもっと鋭く突っ込めないものかな。

あの首相会見の内容を関西弁に翻訳した

「うわさの仲居ちゃん」という人のツイッターがネットで受けている。

https://togetter.com/li/1491084 

 

私は2ヶ月近く盛り場はご無沙汰で

孫が家に来るのも断っているから

外部の人との接触も8割と言わず9割くらい既に削減している。

そんな巣ごもり生活をしている私には友人たちから

退屈でしょうからとたびたび差し入れが届く。

インターホンが鳴ると(何か?)と期待したりする。

ムック「ロックジェット」は差し入れではないけど、

先日はクラッシュのグッズもらったし、録画したDVDとか本とかCDとか。

本が多いかも。

 

学生時代の友人が送ってくれたこの本が

つきあいが古いだけにツボをついてるというか

私の好みをよくわかってくれている。

 

「レンズが撮らえた幕末の日本」山川出版社

 

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https://www.yamakawa.co.jp/product/15015

 

TVドラマや映画やアニメなどに出てくる

颯爽としたイケメンのサムライではなくて

本物の刀を刺したリアルな幕末の「侍」の写真と解説。

 

龍馬とか勝海舟とか河井継之助とか松平容保とか

徳川慶喜とか近藤とか土方とか

よく見るそういう有名人の写真もあるが面白いのは

名前だけは知っていても見たことのない志士、

或いは聞いたこともない藩主や家老や

兵士としか記されていない侍など

こういう連中が150年くらい前の日本を

闊歩していたと思いながら1枚1枚見ていくと、

幕末のドラマや映画や小説の主人公のイメージが豊かになるし

タイムスリップしたかのようなSFの妄想世界に入り込める。

 

例えばこれは山田顕義

小説などに出てくる名前は市之允(いちのじょう)

松下村塾最後の門下生で高杉晋作のほとんど付き人みたいな。

箱館戦争では新政府軍の参謀として戊辰戦争を終結させた。

日大の祖だそうで、偉くなってからの写真は見たことがあっても

 

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侍時代の若い写真は知らなかった。

意外と可愛い顔してんじゃん。

 

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又、この本で初めて知って驚いた

幕末の混乱期に海外留学していた侍がいかに多かったか。

フランス、イギリス、ロシア、アメリカなどに

幕府はもとより各藩が勝手にガンガン留学生を送っていた!

藩主の命令とはいえ海外の情報を取りに行ったその意気

その留学生侍の写真が私には特に面白かった。

 

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こういう写真は「データ」でもあるわけで

これがカラーになり、インスタントカメラになり、スマホになり、

動画になり、これからは3Dになりして、記録は残っていくわけだな。

 

面白すぎたのでこの「レンズが撮らえた19世紀英国」を

Amazonで頼んでしまった。

 

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そうだよ山川出版と言ったら歴史教科書の山川じゃないか。

歴史いいねえ。

 

「幕末の日本」とっておきの1枚。

大好きな高杉晋作26才の写真、かっこいいなあ。

右は伊藤博文。

 

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ただ、ちょっとこの写真の晋作は

ちょっと霜降り明星の粗品に似ているような気がしないでもない。

 

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グループサウンズが好き

ウイルスのために映画館が一斉に営業停止で

https://www.cinematoday.jp/news/N0115253  

ヒューマントラストシネマも UPLINK吉祥寺も

シネ・リーブル梅田も休館になり

4月3日に公開したばかりの映画「白い暴動」は観られなくなった。

スプリングスティーンの音楽が重要な役割を果たす映画

「カセットテープ・ダイアリーズ」も公開延期になった。

 

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たまに日向ぼっこするくらいでひたすら家に巣ごもりながら

数日前にここに書いて何十年ぶりかで聴いた

アラン・メリルのバンド、ザ・リードの

「悪魔がくれた青いバラ」(1968年)がキッカケになって

このところグループサウンズを聴いている。

 

正直な話、

私は<青春歌謡>と<グループサウンズ(GS)>は得意なのだ。

少なくともヒゲ&ジーンズのアメリカン・ロックよりは詳しい。

 

1967年、浪人して上京して予備校はすぐやめて

新宿の紀伊国屋の横の喫茶店でボーイのアルバイトをし、

二丁目のロックバーに通い、ジャズ喫茶にGSを見に行っていた。

好きな音楽がカオスだった。

 

その1967年、コマ劇場のそばに「B&B」という

足跡マークの看板のディスコだったかバーだったかがあって

夏にそこで初めて見たグループサウンズのバンド

「ハプニングス・フォー」「レオ・ビーツ」のインパクトが強烈だった。

両方とも福岡から上京してきたバンドで

まだデビュー前だったが演奏は他の人気GSバンドよりずっと上手かった。

 

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「ハプニングス・フォー」の「あなたが欲しい」は

途中までプロコル・ハルムの「青い影」のカバーかと思っていた。

レオ・ビーツはラテンの華やかなバンドだった。

この2つのバンドが揃ってその年の終わりにデビューした時には

「あ、あのバンドだ!」と思ったものだ。

 

同じような体験を会社に入ってからの洋楽でもしたことがある。

ニューヨークの「マクシス・カンサス・シティ」

 

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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、エアロスミス、

ニューヨーク・ドールズなども出ていたクラブで、

そこでデビュー前のディーヴォスーサイドを見た。

1976年だった(と思う)

変な格好のディーヴォは既にメジャーの香りがしていたが

スーサイドのライブはチェーン振り回したりして怖くて。

(こりゃ絶対ダメだ)と思った。

 

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それでもスーサイドの方がディーヴォより早く

1977年にレッドスターレコードからアルバムを発売し、

ディーヴォは1978年にブライアン・イーノのプロデュースで

アルバム「退廃的美学論」を発売、これは日本でも話題になった。

 

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日本のバンドでも海外のバンドでも

まだそれほど知られていないバンドとの出会いが楽しい。

自分が現役の頃はアマチュアバンドや新人バンドのライブの方が

ビッグを見るのよりも楽しかったのは、

こういう若い頃からの性癖みたいなものだったかもしれない。

だからSD(新人発掘セクション)の仕事が合っていたのだろうと思う。

 

話をGSに戻すと私の手元には教科書がある。

黒沢進著「日本ロック紀GS編コンプリート」(2007年)

キャッチコピーは堂々と「これを超える”GS本”はもう出ない!!」

全118グループのディスコグラフィがカラーで紹介されている。

 

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https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0631501/  

 

1969年に発表された文化放送の番組「GS人気投票」の

最終結果のベスト10はこうだった。

1位 タイガース

2位 テンプターズ

3位 オックス

4位 スパイダース

5位 ワイルド・ワンズ

6位 ヴィレッジシンガーズ

7位 フォーリーブス

8位 ヤンガース

9位 カーナビーツ

10位 ジャガーズ

 

さあてここでお立ち会いだ、

GSファンならこれ以外にいくつのGSバンド名が出せるか

私はあと30は出るかな。50は・・無理だな。

 

じゃあ今日は浪人中の私がB&Bで見た2つのバンドを。

 

「あなたが欲しい」ハプニングス・フォー(1967年)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=hIQd3dX6dVA 

 

「霧の中のマリアンヌ」レオ・ビーツ(1967年)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=_u4SM9yTCIw 

「サロマの秘密」ザ・バロネッツ

1968年、CBSソニーの会社ができて第一回新譜は

洋楽が8月21日、邦楽は9月1日の発売だった。

洋楽はサイモンとガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」

邦楽はフォーリーブス「オリビアの調べ」

 

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CBSソニーのOB会メンバーならここまではすぐに出る。

設立メンバーであれば次の「旧約聖書」のアダムスの

ヴォーカルの轟健二が今のアミューズの松崎さんだとか、

ギターはプロデューサーの水谷公生さんだとか話し始めるはずだ。

 

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話題はきっと英亜里の「花を咲かせて」から

翌年会社初のミリオンセラーになった

カルメン・マキの「時には母のない子のように」に移り、

それならピーターの「夜と朝の間に」のレコード大賞新人賞の時は、

いやいや南沙織のデビューは・・なんて時代がどんどん飛んでいくに違いない。

 

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だが、CBSソニー設立前年の1967年、

タイガースの出てたウェスタン・カーニバル他で

ナマのGSの洗礼を目いっぱい受けていた私がもしその場にいたら

「ちょっと待った!」と声をあげるだろう。

 

レコード番号で言えば

「オリビアの調べ」フォーリーブスがSONA-15001

「旧約聖書」アダムスがSONA-15002、まではいいとして、

次のSONA-15003を飛ばしちゃまずいでしょうって。

 

「サロマの秘密」ザ・バロネッツ

 

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スプートニクス或いはヴィレッジシンガースの小松さんみたいな

澄んだギターの音色が特徴で「北欧サウンド」と呼ばれていた。

ロックンロールじゃなかったけどまあGSの王道路線で

アダムスと比べても遜色なかった、はい。

だけど当時の私は素人の学生のくせして

(ちょっとこのバンド、デビューが遅かったか)

なんて思っていたわけですな。

 

それにしてもCBSソニーOB会でも多分話の出ないGS。

人はこういう風に自分のいいように記憶を編集してしまうものらしく

さすがのyoutubeにもフルコーラスは見つからなかった。

 

でも私は持っているんだな、むふふ。

各社共同企画「CULT GS COLLECTION」のソニーバージョン。

むふふ・・。

 

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1 「旧約聖書」アダムス

2 「ギリシャの丘」アダムス

3 「眠れる乙女」アダムス

4 「砂のお城」アダムス

5 「地球はせますぎる」アダムス

6 「にくい時計」アダムス

7 「明日なき世界」アダムス

8 「影」アダムス

9 「サロマの秘密」ザ・バロネッツ

10 「愛の女神」ザ・バロネッツ

11 「恋人たちの森」ザ・バロネッツ

12 「ある恋のエビソード」ザ・バロネッツ

13 「白夜のカリーナ」ザ・バロネッツ

14 「ハイウェー・ラブ」ブルー・シャルム

15 「ふたりのシーズン」ブルー・シャルム

16 「風の旅」ブルーシャルム

17 「暗い砂浜」ヴィレッジ・シンガーズ

18 「ブルー・ロビン」ヴィレッジ・シンガーズ

19 「君を求めて」ヴィレッジ・シンガーズ

20 「想い出ははぼくの胸に」ヴィレッジ・シンガーズ

21 「ヘイ・エイ」ロビー和田とニューホークス

 

馬飼野康二さん、小杉理宇造さん、

インパートメントの桑原さんのいたブルーシャルムも

久々に聴いてみようとしたら・・あれ?

中身がフォーリーブスのCDになってるぞ。

カルトGSのCDは一体どこに紛れ込んだんだ!!!

 

ということで、仕方ないからyoutubeに1曲だけフルで聴ける

「白夜のカリーナ」ザ・バロネッツ(1969年)があるのでこれにした。

タイトルからするとハノイ・ロックスっぽいけど

イントロを聴くとゴールデンカップス「いとしのジザベル」ぽくもある

だから「白夜のジザベル」って感じ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ClmbpLX-qv0

 

それでもやっぱ「サロマの秘密」のフルコーラスを聴きたくて

ずっと検索してたら

「サロマ湖の空」三田明(1969年)にぶつかったので

あしたは青春歌謡にしよう。

歌謡曲なら「青春歌謡」

私の所蔵CDは洋楽7割で邦楽3割くらい。

邦楽は仕事がらみを除けばGSと懐メロがほとんどだ。

 

昔の邦楽はアルバムではなくシングル中心なので

「BOXセット」がありがたい。

家に似たようなBOXセットがいくつもある中で

例えばクラッシュに挟まれたこの「青春歌年鑑」

5つのボックスにCDが全部で30枚(箱が1つ見当たらない)、

1960年から1990年までの31年間のヒット曲が

レーベルを超えて合計600曲収録されている。600曲。

 

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確かに歴史としては大したものではあるのだが

逆にヒット曲の集大成なので有名な曲ばかりが並ぶ

例えば1963年の選曲はこう

 

1. 美しい十代(三田明)
2. 高校三年生(舟木一夫)
3. けんかでデイト(田辺靖雄 / 梓みちよ)
4. 若い季節(ザ・ピーナッツ)
5. ワン・ボーイ(スリー・グレイセス)
6. バイ・バイ・バーディー(中尾ミエ)
7. こんにちは赤ちゃん(梓みちよ)
8. 東京五輪音頭(三波春夫)
9. 長崎の女(春日八郎)
10. 島のブルース(三沢あけみ / 和田弘とマヒナスターズ)
11. 霧子のタンゴ(フランク永井)
12. 夢みる片思い(伊東ゆかり)
13. ラスト・ダンスを私と(越路吹雪)
14. 太陽の下の18才(伊藤アイ子)
15. ヘイ・ポーラ(田辺靖雄 / 梓みちよ)
16. シェリー(ダニー飯田とパラダイスキング)
17. 渚のデイト(弘田三枝子)
18. ミスター・ベースマン(ダニー飯田とパラダイスキング)
19. 寒い朝(吉永小百合・和田弘とマヒナスターズ)
20. 見上げてごらん夜の星を(坂本九)

 

ほとんどBSの特別番組の粋を出ていない。

レーベルを超えた企画はファンにとっては有り難いものだが

この選曲であの時代を生きた身は決して満足しない。

これなら買わなくたってサブスクでいくらでも楽しめる。

 

それに比べるとこれが凄いんじゃ。

「オールスター青春歌謡」CD全12枚。

 

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全240曲が青春歌謡のみというマニアックなもの。

「青春歌謡」とは当時の若い人向けの歌謡曲。

完璧な選曲、カラオケがあったら何曲歌えるか競争してもいい。

 

DISC1
1. 湖愁(松島アキラ)
2.マドロス高校生(松島アキラ)
3.寒い朝(吉永小百合/和田弘とマヒナスターズ)
4.若いやつ(橋幸夫)
5.あゝ青春に花よ咲け(松島アキラ)
6.いつでも夢を(橋幸夫/吉永小百合)
7.十代の河(松島アキラ)
8.若い東京の屋根の下(橋幸夫/吉永小百合)
9.伊豆の踊子(吉永小百合)
10.白い制服(橋幸夫)
11.美しい十代(三田明)
12.みんな名もなく貧しいけれど(三田明)
13.若い歌声(橋幸夫/吉永小百合)
14.赤いブラウス(橋幸夫)
15.若い港(三田明)
16.そこは青い空だった(橋幸夫/吉永さゆり)
17.すばらしい級友(三田明)
18.ふたりの星をさがそうよ(田辺靖雄)
19.サチオ君(いしだあゆみ)
20.ごめんねチコちゃん(三田明)

 

DISC2
1.若いふたり(北原謙二)
2.大学かぞえうた(守屋浩)
3.長いお下げ髪(守屋浩)
4.わかれ道(北原謙二)
5.この街を出てゆこう(高木たかし)
6.林檎の花咲く町(高石かつ枝)
7.うれしい頃は花いっぱい(高石かつ枝)
8.高校三年生(舟木一夫)
9.若草の丘(本間千代子)
10.修学旅行(舟木一夫)
11.若い明日(北原謙二)
12.星空に両手を(島倉千代子/守屋浩)
13.学園広場(舟木一夫)
14.純愛の白い砂(本間千代子)
15.仲間たち(舟木一夫)
16.黒髪(梶光夫)
17.あゝ青春の胸の血は(舟木一夫)
18.智恵子抄(コロムビア・ローズ)
19.愛しあうには早すぎて(本間千代子)
20.涙の敗戦投手(舟木一夫)

DISC4
1.赤い夕陽(三田明)
2.青いセーター(橋幸夫)
3.霧の中の少女(久保浩)
4.恋をするなら(橋幸夫)
5.高校騎兵隊(三田明)
6.愛と詩のテーマ(吉永小百合)
7.白百合悲し君ににて(久保浩)
8.空港ひとりぼっち(田辺靖雄)
9.チェッチェッチェ(橋幸夫)
10.若い二人の心斎橋(吉永小百合/三田明)
11.胸に飾ろう幸せを(川路英夫)
12.若い涙(ジャニーズ)
13.恋物語(久保浩)
14.みどりの乙女(いしだあゆみ)
15.恋のインターチェンジ(橋幸夫)
16.真珠の指輪(いしだあゆみ)
17.愛のしあわせ(橋幸夫/吉永小百合)
18.燃ゆる白虎隊(三田明)
19.明日は咲こう花咲こう(吉永小百合/三田明)
20.若い夜(ジャニーズ)

DISC5
1.上を向いて歩こう(坂本九)
2.一人ぼっちの二人(坂本九)
3.見上げてごらん夜の星を(坂本九)
4.ウエディング・ドレス(九重佑三子)
5.明日があるさ(坂本九)
6.サヨナラ東京(坂本九)
7.レモン片手に(九重佑三子)
8.一人ぼっちが好きなんだ(望月浩)
9.ともだち(坂本九)
10.泣かないで(望月浩)
11.青春の夢のせて(手塚しげお)
12.涙くんさよなら(坂本九)
13.野菊は哀し僕の花(望月浩)
14.ごめんねジロー(奥村チヨ)
15.君にしびれて(望月浩)
16.口笛だけが(坂本九)
17.涙ビリビリ吹きばせ(望月浩)
18.ヤングマン・ブルース(赤木二郎)
19.二人の銀座(和泉雅子/山内賢)
20.ピンクの口紅(恵とも子)

DISC6
1.君たちがいて僕がいた(舟木一夫)
2.潮風を待つ少女(安達明)
3.まだみぬ君を恋うる歌(舟木一夫)
4.青春の城下町(梶光夫)
5.若い君若い僕(北原謙二/谷由美子)
6.夢のハワイで盆踊り(舟木一夫/コロムビア・ローズ/高橋元太郎)
7.愛と死をみつめて(青山和子)
8.女学生(安達明)
9.花咲く乙女たち(舟木一夫)
10.友情(安達明)
11.十七才は一度だけ(高田美和)
12.ふるさとのはなしをしよう(北原謙二)
13.僕のカーネーション(安達明)
14.チコといっしょに(本間千代子)
15.北国の街(舟木一夫)
16.可愛いあの娘(梶光夫)
17.東京は恋する(舟木一夫)
18.若い太陽(北原謙二)
19.昭和少年ぶし(安達明)
20.あゝりんどうの花咲けど(舟木一夫)

DISC7
1.僕のマリア(久保浩)
2.あの娘と僕(スイム・スイム・スイム)(橋幸夫)
3.あぁ好きなんだ(川路英夫)
4.青春詩集(久保浩)
5.風と光と僕達は(光宮正)
6.お姉さん(田辺靖雄)
7.僕等はみんな恋人さ(橋幸夫)
8.僕のそばには君がいる(三田明)
9.愛の合唱(久保浩)
10.もちろん好きさ(田辺靖雄)
11.若い翼(三田明)
12.わたしのことだけ(いしだあゆみ)
13.幸せがいっぱい(田代美代子)
14.東京で二人(三田明)
15.若い真珠(柏木由紀子)
16.断崖のトランペット(久保浩)
17.雨の中の二人(橋幸夫)
18.君が若者なら(ジャニーズ)
19.雨のち晴(久保浩)
20.若いってすばらしい(眞みちる/フォー・メイツ)

DISC8
1.幸せを掴んじゃおう(金田星雄/小宮恵子)
2.下町の太陽(倍賞千恵子)
3.君を慕いて(新川二郎)
4.二人で駆けよう(金田星雄/小宮恵子)
5.指きりの街(新川二郎)
6.いつも小道で(田辺靖雄/梓みちよ)
7.ドリーム・ファイブ(仲宗根美樹)
8.おかあさん仲宗根美樹)
9.東京の灯よいつまでも(新川二郎)
10.リンデンバウムの歌(梓みちよ)
11.さよならはダンスのあとに(倍賞千恵子)
12.忘れな草をあなたに(梓みちよ)
13.若さの世界(佐々木新一)
14.忘れたはずなのに(梓みちよ)
15.あの娘たずねて(佐々木新一)
16.リンゴの花が咲いていた(佐々木新一)
17.赤いつるばら(梓みちよ)
18.君が好きだよ(佐々木新一)
19.東京キャラバン(北耕一)
20.お嫁さん(梓みちよ)

DISC9
1.星と俺とできめたんだ(西郷輝彦)
2.ああ 俺たちの鐘が鳴る(山田太郎)
3.アィヨママ(東山明美)
4,あいつとの冒険(太田博之)
5.星娘(西郷輝彦)
6.夕陽に叫ぶ歌(美樹克彦)
7.友情のうた(山田太郎)
8.この虹の消える時にも(西郷輝彦)
9.好き好き好きと何回も(北上淳也)
10.恋のGT(西郷輝彦)
11.回転禁止の青春さ(美樹克彦)
12.黒いアタッシュケース(太田博之)
13.涙になりたい(西郷輝彦)
14.赤いヘルメット(美樹克彦)
15.僕だけの君(西郷輝彦)
16.星のフラメンコ(西郷輝彦)
17.幸福はこだまする(山田太郎)
18.傷だらけの天使(西郷輝彦)
19.初恋によろしく(西郷輝彦)
20.花はおそかった(美樹克彦)

DISC10
1.アイビー東京(三田明)
2.恋人のいる道(柏木由紀子)
3.汐風の中の二人(橋幸夫)
4.氷点(柏木由紀子/和田弘とマヒナ・スターズ)
5.恋と涙の太陽(橋幸夫)
6.恋旅行(久保浩/小川知子)
7.恋の手紙は幾歳月(三田明/柏木由紀子)
8.ブルー・ナイト・イン・横浜(田辺靖雄)
9.恋のアメリアッチ(三田明)
10空に星があるように(荒木一郎)
11.タッチ・アンド・ゴー(三田明)
12.霧氷(橋幸夫)
13.星空のミッシェル(久保浩)
14.今夜は踊ろう(荒木一郎)
15.勇気あるもの(吉永小百合/トニーズ)
16.恋人ジュリー(三田明)
17.紅の渚(荒木一郎)
18.太陽のあいつ(ジャニーズ)
19.ひとりの時も(吉永小百合/荒木一郎)
20.恋人と呼んでみたい(永井秀和)

DISC11
1.孤独の太陽(有田弘二)
2.さよならは美しく(安達明)
3.渚のお嬢さん(舟木一夫)
4.志津子(島和彦)
5.愛してる(有田弘二)
6.わが愛を星に祈りて(梶光夫/高田美和)
7.高原のお嬢さん(舟木一夫)
8.美しかったあの人は(有田弘二)
9.涙の舗道(北原謙二)

10.哀愁の夜(舟木一夫)
11.アキとマキ(梶光夫/高田美和)
12.友を送る歌(舟木一夫)
13.雨の夜あなたは帰る(島和彦)
14.こころの瞳(梶光夫)
15.東京物語(有田弘二)
16.絶唱(舟木一夫)
17.野菊の墓(梶光夫/高田美和)
18.禁じられた愛の言葉を(島和彦)
19涙の谷間に太陽を(島倉千代子)
20.ロッジの灯(有田弘二/ザ・シャデラックス)

DISC12
1.恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
2.ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ)
3.何も云わないで(園まり)
4.あなたとなら(園まり)
5.恋は紅いバラ(加山雄三)
6.この喜びの日に(園まり)
7.君といつまでも(加山雄三)
8.逢いたくて逢いたくて(園まり)
9.おもいで(布施明)
10.蒼い星くず(加山雄三)
11.やさしい雨(園まり)
12.お嫁においで(加山雄三)
13.何でもないわ(園まり)
14.銀の涙(布施明)
15.ローマの雨(ザ・ピーナッツ)
16.夢は夜ひらく(園まり)
17.夜空を仰いで(加山雄三)
18.霧の摩周湖(布施明)
19.これが青春だ(布施明)
20.帰りたくないの(園まり)  

 

どーよ!

 

ちょっと無理な選曲もあるけど、

スポティファイでもアップルミュージックでも

何年たったって絶対にリストアップしないだろう曲がいっぱい!

DISC4のビクター盤なんて最高しょ?

「高校騎兵隊」だよ三田明

橋幸夫の白、青、赤シリーズが3曲ともあるのも珍しい。

コロンビア盤では「長いお下げ髪」守屋浩、「わかれ道」北原謙二

「この街を出てゆこう」高木たかしの流れが涙だ。

この12枚組は誰にもあげない。

 

じゃあ今日はそんな多くの中からこれにする。

「ああ青春に花よ咲け」松島アキラ(1962年)

このイントロから歌アタマまでが好きだった

 

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https://www.youtube.com/watch?v=7qfSeVRfuKg 

 

紅白歌合戦に初出場した時の歌。「湖愁」じゃないのだ。

似たタイトルに舟木一夫の「あゝ青春の胸の血は」(1964年)がある。

1962年名古屋のジャズ喫茶での「松島アキラショー」で

松島アキラと一緒に「湖愁」を歌ったところを

スカウトされた少年が舟木一夫だったという有名な逸話もある。

 

松島アキラ、愛称「スピッツ」

中2の時に「ザ・スピッツ・ショー」というテレビ番組が

夕方だったか夜の早い時間にあってそれを見るために

その日だけはクラブ活動のあと寄り道せずに急いで帰宅したものだ。

 

てなことを飲み屋で話したいな、いつになったらできるのかな。

クラッシュ ドゥ カルティエ

数日前にこういう新聞広告を見た。

「クラッシュ ドゥ カルティエ」

 

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https://www.cartier.jp/ 

 

CM動画もある

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https://www.youtube.com/watch?v=T89LhLNiRPg  

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クラシックなフォルムとそこからの解放、

削ぎ落されたラインと有り余るエネルギー、

真面目さとちょっと羽目を外す感覚…

こうした相反するものを同時に主張しているジュエリー 

 

なんだそうで。

ちらっと値段を見るとリングが25万円とか50万円とか100万円とか

あまりに遠い世界の話なのでどうぞご自由になのだが

このコレクションのネーミングが「カルティエのクラッシュ」

しかも「CRASH」じゃなくて「CLASH」

どちらも衝突の意味の一般的な単語だからどうってこともないはず

広告見た瞬間はドキッとしちゃうわけですな。

 

しかも昨年このシリーズのパリでの発表イベントでは

「セックス・ピストルズ」と「ベートーベン」という2つの部屋を用意して

このジュエリーが持つ二面性をアッピールしたんだとか。

ピストルズを持ち出したかい。

 

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さらにフランスのファンション・ショー界の大物とかいう

ミシェル・ゴベールというDJが

「クラッシュ ドゥ カルティエ」のために選曲したプレイリストまである。

 

その1曲めはCMにも使われているビリー・アイドルで、

他にブライアン・イーノ、坂本龍一、スリッツ、ニナ・ハーゲン

スコット・ウォーカー、セルジュ・ゲンズブールなど

結構ユニークなラインナップだが、

(お願い、ザ・クラッシュだけはやめて)と思って下まで見たら

最後のアフリカバンバータの前のブービーの位置に

しっかりと「マグニフィセント・セブン」が選曲されていた。

なんてこった。

 

その選曲でのBGMはスポティファイとアップルミュージックで聴ける。  

これはスポティファイ

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https://open.spotify.com/playlist/11IpUVxGtaeYaawbVLjfZv 

 

カルティエでクラッシュは聴きたくないのでリストから聴くのは

「アフリカン・レゲエ」ニナ・ハーゲン(1980年)にする

 

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https://www.youtube.com/watch?v=7-FMglTIO30 

 

このアーティストのことは何回も書いている。

会ったこともライブを見たこともないけど好きだった。

40年前にこんな曲を日本でしかもシングル盤でも発売するなんて

私しかできなかっただろう、とこれは自慢の一つ。

 

もう一つ自惚れついでにLPの帯

『ギャグかファッションか、はたまた恐怖か!?
ベートーヴェンを超える感性と、ディートリッヒを上回る美貌。
巷の噂のニナ・ハーゲン、髪の毛逆立つ第二弾! 』

これも今でもお気に入りコピーだ。

他人の名前を使うのは本来はルール違反なのだが

「ツェッペリンもぶっとんだ!」のグランド・ファンクと違って

こっちは相手が歴史上の人物だからOKじゃないかな。

 

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ビリー・アイドルよりニナ・ハーゲンの方がカルティエには合いますよ。

平野敏樹さん、渡辺修さん

定期通院ではあっても世の中がこんな状況では、

病院に行くのが不安で気分はダウンなのに

今週は親しくしていた友人2人の訃報が入って、

心底、参った。

 

一人は赤坂のダイニングバー「キングハーベスト」の平野敏樹さん

 

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ソニーミュージック時代に私とも洋楽仲間だった平野さんは

退職後に音楽バーを経営し、業界の憩いの場になっていた。

昨年4月に17年間続けたその店を閉め地元由布院に戻り、

第三の人生に踏み出してまだ1年しか経っていなかった。

生前、FM Cocoloの「パイレーツ・ロック」に出てくれた時は

ハウリン・ウルフ、ジェイムス・カー、オスカー・トニー・ジュニア、

ビル・ブランドン、 ロジャー・コリンズ、キャンディ・ステイトンなど

渋いアーティストたちの曲を紹介してくれていた。

 

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13日の告別式はさすがに今の私では動けない。 

享年62、若すぎる。

 

もうお一人は元ワーナー、MCAの渡辺修さん

 

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とにかく優しい人だった。

会社は違っても同じ歳で、同じ群馬出身で、

共通の材木屋の女の子話題もあったり、

新入社員の頃からずっと仲良くさせてもらっていた。   

前橋でお互いの家族同士で食事したこともあった。

群馬出身の洋楽関係者は仲が良かった。

 

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亡くなった直接の原因がコロナウイルスで、 

しかもあの永寿総合病院での院内感染だったと聞いた。 

(よりによってあのなべちゃんがコロナに・・)と本当に悔しく

他人事とは思えずもう言葉がなかった。

 

先月はananの吉田弘さんや元東芝の行方さんも逝ってしまった。

なんか、今年は多くすぎる。

 

激しい雨の朝、

ご冥福をお祈りしますなんて決まりきった言葉を書く気にもなれないので

平野さんの店の名前にもなったこの曲で

平野さんと渡辺さんとの思い出を探ろうと思う。

 

ザ・バンド「キング・ハーヴェスト」(1969年)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=lxzQChNxQQ8   

 

 

不要不急の外出

私が毎月通院している某大学病院は

毎日2000人以上の患者が来る。

そこに通う私は院内感染を恐れて命がけだ。

 

緊急事態宣言が出てから初めてとなる

今回の定期通院は特に防御を心がけた。

 

毎朝検温、今月はタクシーで窓を開けて利用、

顔にピッタリ隙間のないマスクをし、

他の患者さんから遠く離れて座り、

どこかに触るたびに携帯している消毒液で手をビシャビシャにし、

10分ごとにペットボトルの水を飲み(iMUSEレモンと乳酸菌がお気に)、

帰宅してすぐにシャワーして着ていたものはすべて洗濯

と、できる限りの予防策は講じたつもりだ。

 

日常生活でも3月から外出は近所の散歩だけだし、

宅配の人とも顔を合わせないようにして

遊びに来たがっている孫たちも家に来るのは禁止で

LINEとビデオ通話で話をしている。

それでも感染する時はするんだろうなとは思う。

 

今月の病院の変化で大きいのは「患者数の激減」だった。

特に初診の外来患者さんが減っている。

医療機関からの紹介状がない場合、初診料が5500円もかかるのに、

予約のない初診外来が引きも切らないことには前から気づいていた。

今月は(風邪気味でして)とか(ねんざしました)

みたいな患者さんが少なくなっていたことで

私のような定期通院者の待ち時間が短くなった。

いつもなら2時間の待ち時間が1時間で退出できた。

 

病院にも「不要不急」の患者さんが多いということなのだろう。 

できたら来月以降もそういう患者さんは

まずは近所のクリニックで診てもらってからにして欲しいと

総合病院にしか行けず病院に長いこと留まりたくない身の私は

心からそう願う。

 

***

 

というところでほっこり話を一席。

この病院では患者名をアナウンス呼び出す。  

今回待合室でこういう3連続のアナウンスがあった。

 

「小林あきらさん*番診察室へどうぞ」

(小林旭か、、たまにこういうことあるよな・・)

続いてのアナウンスはこうだった。

「中村まさとしさん*番診察室へどうぞ」

(中村雅俊って、ありそうでないんじゃないか・・)

 

そして最後はこうだった。

「大場くみこさん*番診察室へどうぞ」

(大場久美子!それは相当珍しいんじゃない?どんな人だ?)

昔、大場久美子ファンだった私は思わず本をやめて見てしまった。

小さくて上品な感じのおばあさんだった。

 

小林旭→中村雅俊→大場久美子

こんな珍しい出来事に気づいた人は私以外にいないようだった。

きっとご本人たちもわかっていないだろう。

 

今日はその流れでこれにする。

「あこがれ」大場久美子(1977年6月)

「一億人の妹」のデビュー曲。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=UZLFCGVoT9Q  

 

お世辞にも上手くはないこのシングル盤、レコード店に行って買った。

決して他社のアイドルにうつつをぬかしていたわけではなく

ちゃんとこの頃は自分の仕事もしていて

チープ・トリックのデビューアルバムを発売し(5月21日)

ジューダス・プリーストの移籍第一弾「背信の門」の発売月であり(6月21日)

クラッシュ「白い暴動」とテッド・ニュージェント「傷だらけの野獣」

(7月21日)の発売準備をしていた時期であります。

二重人格みたいなもんですな。

 

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どうかみなさん、不要不急の外出は私みたいな者のためにも

是非お控え下さいませ。

 


先週帰国した友人のこと

緊急事態宣言の中、海外在住の友人が16日に帰国した。

帰ってこなければならない家族の理由があったようだ。

で、帰国した時の状況はどういうものだったか

LINEが入っているので紹介したい。

 

***

 

出発前の空港のお店はほぼ閉鎖で

ドラッグストアのBootsのみ開店していました。

飛行機は乗客20名しかいなくて貸し切り状態でした。

  

シャワーキャップにマスクしてゴーグルして

そこにポンチョという完全防備で搭乗した私は

羽田の検疫を通過した所でそれらを全部袋にいれて廃棄。

着替えました。

 

具体的な流れとしては空港到着後は機内待機20分、

待合ラウンジでまた20分。

そこで厚生労働省の職員の方から説明があり検疫場所へ。

すぐに鼻の奥まで長い綿棒を入れられるPCR検査をして

その後は別の待合ラウンジで1時間半、ここで着替え。

成田空港の段ボールベッドのことを聞いていただけに

この後は一体どうなるのかと思っていたら

検査の結果が出るまでは国が借りたホテルに

宿泊できるというアナウンスにほっとしました

そしてようやく出国手続きです。

 

最悪の状況を想像していた私には思ったよりスムーズでした。

バス乗り場まで厚生労働省の方が案内してくれて、

そこからは自衛隊です。

今回はそういう現場の方たちには本当に感謝でした。

ありがたかったです。

 

私は割り当てられた市ヶ谷のホテルに滞在しています。

ありがたいのはありがたいのですが自衛隊の人に監視されています

 

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来る前も3週間は外出自粛でしたから

もう1ヶ月以上美味しいもの食べていません。

それと、シャンパンが飲みたーい。 

 

(翌日)

 

結果が出ました、陰性でしたーー!!

これからあと2週間自主隔離でこもります。

 

(その翌日)

 

晩酌してまーす!!

 

***

 

帰国した人たちも大変だが

先週は遂に石垣島にも感染者が出たそうだ。

ソニー・ミュージックは新譜の発売を延期した。

マックは今日から店内飲食を中止する。  

一方で街の商店街に溢れている家族連れ、

スーパーのイートインコーナーの高齢者の方、

ゴルフ場でノンアルコールビールで乾杯してる人、

数ヶ月間、我慢しません?

 

映画配給会社のTさんのこと

いいニュースの少ない中でこれはいいニュース。

 

映画「白い暴動」が動画配信されている

 

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今月4月3日に公開された同映画は

コロナウイルスによる映画館の休館で上映休止に追い込まれた。

この事態に配給会社は複数の動画配信サービスで

レンタルすることを急遽決定し、開始した。

期間は4月17日から5月15日まで。

 

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公開したばかりの映画が休止になり

その映画館の再開を待つ間にネットで配信されるなんて

前代未聞じゃないだろうか。

前評判が高かっただけにこの処置はユーザーに大好評だ。

facebook

https://www.facebook.com/shioribodo4.3 

ツイッター

https://twitter.com/hashtag/%E7%99%BD%E3%81%84%E6%9A%B4%E5%8B%95 

 

配信に至った理由は、監督のルビカ・シャーの

「混沌とした世の中でこそ自身で考え、

声を上げることの大切さを知ってもらいたい。

たとえ自分1人だったとしても、声を上げることで

仲間を見つけることができる。ともに行動し乗り越えられるから」

という言葉を受けて、がオフィシャルなものだ。

 

が、私はこの「いいニュース」の影の立役者の一人に

「Tさん」という宣伝担当の女性の存在があったからと勝手に睨んでいる。

 

試写会で一度会って、後はメールのやりとりだけなので

実はTさんが会社の中でどんな立場なのか私は知らない。

しかし、Tさんがコツコツと仕掛けてきたプロモーションが

この映画の静かなムーブメントの導火線になったことに間違いはない。

アカデミーやゴールデン・グローブでもないこの映画のために

こんな素晴らしい年表を発注でなく自分で作ってしまうくらいだ。

 

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でももしかすると、

私の3分の1くらいの年齢のTさんはこの映画を観るまでは

1978年の「ロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)」も

「ナショナル・フロント(NF)」も「アンチ・ナチ・リーグ(ANL)」も

「10万人のデモ行進」も「ヴィクトリア・パークでのフリーコンサート」も

下手するとザ・クラッシュすら知らなかったかもしれない。 

(違っていたら申し訳ない)

それが映画を観て「この映画はやらなきゃ」と決心したはずだ。

 

音楽業界でも映画業界でもマーケティングという名の

ビジネス宣伝マンが多くなっている中で

この人は「コツコツ」を続けることのできる情熱を持った

それこそまるで1978年に多くいたような古いタイプの宣伝マンだ。

この映画に賭ける「熱さ」がガンガン伝わってきていたから

公開数日で上映をSTOPせざるを得ない状況になった時

メールには「悔しい」という言葉が使われていた。

「残念」とか「悲しい」ではなくて「悔しい」は、やった人間の言葉だ。

それからしばらくして「配信開始」のニュース。

実名は迷惑がかかるかもだからやめておくけど

「Tさん」の情熱が会社まで動かしたと私は思いたい。

というか、そう思わせて欲しい。

 

ロンドンで人種差別反対の10万人デモ行進が行われたのは

1978年4月30日、

もうすぐその42年目の記念日となる。

42年経ってもあまり世界情勢は変わっていない気がする。

その時のデモの映像が残っている。

https://www.youtube.com/watch?v=tvmUVE05XRQ 

 

それとこれがヴィクトリア・パークでのクラッシュのライブ

「ロンドンは燃えている」「白い暴動」

 

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https://www.youtube.com/watch?v=UqJziLpnkEU 

 

一つだけ、日本の元クラッシュ担当者として言わせてもらうなら

決められたルールはあるだろうが動画のレンタル代がちょ~っと高いか。

ジャッキー吉川さん訃報

ブルー・コメッツのジャッキー吉川氏死去

 

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必ず「ブルーシャトーの」と紹介されるブルー・コメッツは

スパイダースと並ぶGSの草分け大人バンドだ。  

なんたって1966年のビートルズ武道館公演の前座をやっている。

 

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その時の映像がyoutubeにあった。

ブルー・コメッツ、ブルージーンズ、

内田裕也、ドリフターズ、尾藤イサオ、望月浩。

ジャッキーさん当たり前だけど若い。

https://www.youtube.com/watch?v=fQPKSbHoTYk  

 

もう一つのyoutubeはアメリカの「エド・サリヴァン・ショー」に出た時のもの。

1964年2月にビートルズが出演して人気爆発した有名番組。

 

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ブルー・コメッツが出たのは1967年と思われるが、

1966年にはザ・ピーナッツも出ている。

「ブルー・シャトー」がなんで琴?は、そういう時代だからだ。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=7JwpL3xhwPQ   

 

 

ジャッキーさんの飯倉のお店「ブルーシャトーYAMASE」に

一回だけ行ったことがある。

「失礼ですけど、いつも派手なドラムと掛け声でしたよね」と言ったら

「一応さあ、俺リーダーだからね」だった。

 

ジャッキーさんと同じGSのリーダーでドラムと言えば、

ジャガーズの宮ユキオさんの渋谷「MIYA」にも行って

「昔、ライブ見に行きました」と言ったら

「そういう昔若者だった人がいっぱい来てくれる」と喜んでくれた。

 

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あ、六本木のデイヴ平尾さんの「ゴールデンカップ」にも行ったっけ。

必ず最後には平尾さんがワンマンショーをやってくれた。

 

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まだSDの頃だから多分1990年代だったと思う。

みんな、いなくなっちゃった。

 

ジャッキーさんの訃報を受けて今日はこれにしよう。

「こころの虹」(1968年)

B面が名曲「すみれ色の涙」なので

すごいカップリングのシングル盤だ。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=kki68RCHoFA  

 

GSの時代。

2010年、老人は荒野をめざした

予定通りであれば4月のこのブログは旅行記になるはずだった。

 

これで最後にするつもりで準備していた

フリーの海外個人旅行は延期ではなく断念。

ただ今回は「ロンドン・コーリング展」に加えるに

10年前の自分の生活を夫婦で辿る計画だったのでそれが残念だ。

 

2010年3月29日から6月21日までの約3ヶ月間

私はロンドンとオックスフォードの語学学校に通った。

(退職したら)と考えていた子供の頃からの夢を

そんな短期ではあっても62才にして実現できた私だった。

 

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2010年は、LINEはまだサービスを始めていない。

音楽ストリーミングサービスなんて存在すら知らない。

アイスランドの火山が噴火してヨーロッパ中の空港が閉鎖された。

サッカーのワールドカップ南アフリカ大会が開催された、年。

 

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そんな年に世界から来ている若者に混じって体験した、

授業、試験、アクティビティ、教師も一緒のパブでの懇親、

小旅行、コンサート、そして体調不良、想定外の事件、トラブル、

それらが全部想い出の世界に入ってしまっていたので

ちょうど10年目の区切りとなる今年に

女房とその地を一緒に巡ろうと企画を立てていたのだ。

ただ、これはもう仕方がない。

 

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そんなことで10年前のブログを見ると

最初はビビりあげていた私がだんだんロンドン生活に慣れ

(これじゃ環境が甘すぎる)と学校もオックスフォードに変え

ホームステイと学生寮から通学した冒険の日々が

陳腐な言い方をすれば走馬灯のようによみがえる。

 

10年前の今日4月23日、

この日はロンドンの学校で初めての試験を受けた。

「初めてのペーパーテスト」

 

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https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10515029111.html  

 

そして1ヶ月もしないうちにロンドンに飽き足らなくなった私は

こんな決断をしている。

「老人は荒野をめざす」

 

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https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10521151558.html  

 

もしあと10才若い52才だったら、

ビザの問題はあるけどもう半年はいられただろうと思う。

夕焼けの谷を越えて荒野を目指す時の問題は

気力より体力だ。

 

「青年は荒野をめざす」 フォーク・クルセダーズ (1968年)

 

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https://www.youtube.com/watch?v=kg1k9EGJzNE 

10年前のオックスフォード「ロンドン・コーリング事件」

昨日は「青年は荒野をめざす」ついでに

フォーク・クルセイダーズのアルバム(1968年)を聴いていて

 

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若い頃は気にもかけなかった「何のために」が結構しみた。

「歯を食いしばり」働いた記憶はないし

「何を求めて傷つき疲れ年老いて死ぬのか」

なんて考えもしなかったけれど

あの時代の反戦歌の古色古香なアレンジと

はしだのりひこの歌がしみた。

冒険の荒野をめざすことはもうできないと自覚した老人は

ノスタルジーの世界に浸ってしみちゃうのかもしれない。

 

未練がましいけれど、

もし今回オックスフォードに行けていたら会いたい人たちがいた。

まず、学生寮が空くまでホームステイさせてもらった

ホストファミリーのアリソン&マイケル・スカーレット夫妻

まるで本当の家族のように接してくれた。

私の62才の誕生日は夫妻がその日偶然旅行に行ったため

夕飯は近所の奥さんが作ってくれて、この家で私は一人留守番した。

そんなホームステイってある?

 

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もう1組は、通っていた学校「セントクレアズ・オックスフォード」の

 

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https://www.world-avenue.co.jp/schoolinfo/stclaresoxford  

 

担当教師のマークとヘレン 

 

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授業はまさにこの光景のこのままで、この教室もよく覚えている。

私の指定席は写真右側の壁の前だった。

 

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私が学校創立以来の最年長学生で、

しかも東洋人ということで最初から目立っていたのが

この事件によって学校中の教師たちから毎日声をかけられるようになった。

その「ロンドン・コーリング歌詞聴き取り事件」

https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10538722629.html?frm=theme    

 

奇跡のようにできすぎた話ではあるけれど

この時は(こうなるよな、当然)と思ったものだ。

当事者の教師マークとは必ず休み時間に中庭で一緒にタバコを吸い

飲みにこそ行かなかったもののよくクラッシュの話をした。

10年も経っているから学校に行ってももういないかもしれない。

いても授業で会えなかったかもしれない。でも、行きたかった。

 

わずか2ヶ月弱のオックスフォードには

高邁な目標があって行ったわけでもないし

そこで歯を食いしばって勉強したわけでもない。

だから偉そうなことは言えないけれども

それまでの出張や観光とはまったく違う体験をしただけに

単なるノスタルジーとは言い切れない私には貴重な思い出で、

それは10年経っても、70才の古希を過ぎても色褪せていない。

 

うーむ、未練じゃ。

 

では、聴き取りのテーマ曲「ロンドン・コーリング」の問題用紙。

よく見て聴きながらお答え下さい。答、書いてあるか。。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=a3XqMtam1I0 

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