渋谷「ローディ」のシェフが修行していた
麻布十番「エルコメドール・デ・サビオス」は
ラム肉の炭火焼「コージーテーブル」に変わっていた。
地名に麻布と付いても麻布十番は西麻布に比べると
3時前には開店の店で、我々は4時に待ち合わせ。
「現役の頃じゃ考えられないよなー」と別れたのは6時。
下町風情の残っていた町で
ランドマークと言えば麻布十番温泉だった。
飯倉片町に会社があった時は
たまにサボって黒いお湯に浸かってたこともある。
「マハラジャ」ができた頃から、なんか、
リッチでシャレオツな雰囲気が漂うようになったのは
交通の便の悪さが逆に幸いしていたのかもしれない。
夜、タクシーじゃなきゃ店に行けないという点では
西麻布や三宿も同じだった。
地下鉄の駅ができて六本木ヒルズができて
又庶民の町に戻っている。
昼間から人がいっぱい。昔じゃ考えられない。
そこに麻布十番の歴史を見続けて長年営業している
居酒屋というより大衆酒場「あべちゃん」はある。
3時前には開店の店で、我々は4時に待ち合わせ。
その時間にもう満席、外国人も若者も女性同士もいる。
ここで会うのは久しぶりのTかしまさん。
現役時代は契約関係で何かと相談する心強い味方だった。
NYでタフな弁護士と向かい合った時もこの人が隣にいた。
今年退職して今は自身の総決算となる専門書を執筆中という。
焼き鳥の苦手な私は「焼きとん」
焼き鳥の苦手な私は「焼きとん」
「現役の頃じゃ考えられないよなー」と別れたのは6時。