こういう人のことを<Musician's Musician>と言うんだろう
この13年ぶりのソロ新譜「CHABO」からプレイした
2階席はミュージシャンや歌手の顔が多く見える。
中にはアンコールで泣いている有名俳優までいて、
そこに私は驚いたりして。
昨夜の渋谷公会堂
仲井戸麗市デビュー45周年記念ライブ
「MY NAME IS CHABO」
50年経つ渋谷公会堂は10月4日で閉館だから
私にとってこれがおそらく最後の渋公。
最後の渋公で初のCHABOさんライブを体験。
チケットは秒殺でソールドアウトだったそうだ。
正直な話、想像と違って、又、想像を遥かに超えて良かった。
(え、ルー・リードみたい)と思ったり。
35年ぶりの古井戸からRCサクセション、麗蘭、ソロと
曲をつないで延々休憩なしの3時間半。
個人的には「チャンスは今夜」「ティーンエイジャー」
それと「Blue Moon」(20年前の曲?!)
この曲のライブのアレンジがめちゃカッコいい。
バンドもうまい。
こういうライブをする人だったんだあ、と。
私は日本のキースという認識が強かったから衝撃。
MCのそこここにこの世代共通の話題が出る。特に新宿に関しては同じ時を生きてるからわかる。
花園神社、風月堂。
花園神社、風月堂。
そりゃそうだよ、CHABOさんだって64歳だもの。
年齢や世代もあるがこの人の美学だろう
この13年ぶりのソロ新譜「CHABO」からプレイした
「オーイッ!」って曲は「老い」にかけてる。
ボーナストラックの「Now I'm 64」なんて曲もやった。
「元気をもらいました」という言葉は大嫌いなんだけど
何かの縁で一緒に仕事させてもらったから味わったライブで
私は「元気をもらっちゃった」わい。
3時間半ぶっ通しでライブやって
終わってすぐに打ち上げもなく自分で車運転して直帰。
こんな64歳いるかい?
こんな64歳いるかい?
カッコ良すぎるぜ。
帰りに靴の中までビッショリになった豪雨と合わせて
インパクトある夜になった。