一昨日オンエアのBS-ジャパン「オン・ザ・ロック」
自分のニール・ヤングについてのコメントを見て
「あの部分を使ったのか~」と思った。
番組の設定では私は常連の知ったかぶりオヤジ役で
色々話す中からネタを選ぶのはディレクターだ。
でも一昨日は<Pono>の話を使って欲しかったな、と。
MP3で圧縮された音が大嫌いなニール・ヤングが
3年前に提唱し、ファンドまで立ち上げ、
遂にそれが実現して、今年アメリカで始まった
ハイレゾ音楽配信サービス<Pono Music>と
ニール・ヤングは前からこう言っていた。
「MP3はオリジナル音源の5%しか再現していない。
21世紀にいる我々は史上最悪の音を聴かされている」
だから彼は<Pono>を進めてきた。
果たしてこのサービスが成功するのかどうかはわからない。
そこまでの高音質が必要なのかと疑問の声もある。
日本に入ってくるかどうかもわからない。
そもそもクラウドの時代にダウンロードが受け入れられるのか。
だけど、ニール・ヤングって人間がエライ
ここでジョー・ストラマーのあの名言を思い出すのだ。
「何もしていないヤツがやってる人間に何を言えるっていうんだい?」
ニール・ヤングは最近のアナログ・ブームにも
基本的には愛情を込めながら、こう言う。
「レコード会社がCDマスターを使ってアナログ化してるだけで
スタジオの原音じゃない。でもアナログは好きだ」
スタジオの原音じゃない。でもアナログは好きだ」
ニール・ヤング69歳、頑固に主張する硬骨漢。
てなわけで、今日はこれ聴いて出かけよう。
ニール・ヤング「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」
セックス・ピストルズのジョニー・ロットンの発言
「ロックンロールは死んだ」に対する彼の返答ソング、
「Rock'n' Roll Can Never Die」だってさ!
次週の「オン・ザ・ロック」のゲストはピーター・バラカンさん。
今日の午後は渋谷のバーでその先2回分の収録だ。
ゲストには知り合いのSさんが来る。
ゲストには知り合いのSさんが来る。
あの人も頑固なところだけはニール・ヤング並みなので困っちゃう。