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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」

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リチャード・カーティスという監督&脚本家は
小つぶでも心に残る作品を結構手掛けてきている。
「ノッティングヒルの恋人」「戦火の馬」
「ブリジット・ジョーンズの日記」は脚本、
監督としては「ラブ・アクチュアリー」
は「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツロック」

この映画は彼の最新作。
しかもどうやらこれで監督引退するらしい。
そのせいか平日なのに映画館は主として女性客でいっぱい。
一番前の席しか空いていないほどの人気。

映画「アバウト・タイム」

21才の誕生日に一族の男はタイムトラベルの能力があると
父から告げられた主人公が色々ないいこと嫌なことを体験していく、
みたいなストーリー。

途中まで(失敗したな~)と思っていたら
最後に父と息子のからみで意外と泣けてしまい。
観終わった後では損した気分にならない映画。
SFというよりラブコメで
リチャード・カーティスの作品のいつものように
バカバカしい事件やさり気なくアホなセリフに笑える。
普通の人が普通じゃない状況を生きる設定が今回も上手い。
そして今回もビル・ナイがいい。

ハリウッド映画には絶対にないセンスのイギリスらしい映画。
それでもお金を出して観る映画ではないかもしれない。
レンタルで十分かも。

イギリスの田舎町のコーンウォールや
ロンドンのマイダベールの光景も良く出てくるから
イメージ的にはイギリスに行く飛行機の機内上映で
一人で観るのが一番合っている。

今日はこの映画のかなり重要なシーンで使われた
ジミー・フォンタナの「イル・モンド(限りなき世界)」
1965年のカンツォーネ
こういう曲をピックアップするセンスがいいのよ。




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