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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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エレニの帰郷

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この映画には観たくなるいくつかの要素があった。

★ギリシャ、ドイツ、カナダ、ロシア合作
★暗いヨーロッパが舞台
★2012年に他界した有名な監督(らしい)の遺作
★2008年作品が、やっと今年1月日本公開
★DVDは7月11日発売(レンタルも開始)
★そんな時期に下高井戸の単館で今もかなりの人気
★レビューの評価も極めて高い

予告編にはこんなコピーだ。

「半世紀に及ぶ壮大な叙事詩」
「20世紀最高の映像監督テオ・アンゲロプロスの遺言」



そして観た。

残念ながら凡人の私にはまったくわからず。

長まわしのカメラは、階段を2階に上がるのに、
或いは橋から川辺に下りるだけのシーンに30秒もかける。
現在と過去を行ったり来たりするのだが
若いのか年をとってるのか見分けにくい。
主たる3人のキャラの詳細が描かれていない。
何よりもストーリーがわからないんだから。

難解なのを良しとする発想が私にはないので
最初はいい感じだった思わせぶりな音楽も
途中からイラついてしまう。

ムービーウォーカーからあらすじをコピペすると

20世紀末の現在。ローマの撮影所チネチッタ。映画監督の“A”は、
ある理由により中断していた撮影を再開しようとしていた。
しかし、ベルリンを舞台に、歴史的事件と彼の両親のパーソナルな
人生との関係を描こうとするその作品の完成は困難を極めていた。
“A”の母親エレニは
女子大生の時、秘密警察に逮捕され、
テサロニキ収監所に送られた。女性囚人と共に脱走した彼女は、
恋人のスピロス離れ離れになってしまう。
1953年4月27日、スピロスはギリシャ難民の町テミルタウに辿り着く。
そこでエレニは、イスラエル難民ヤコブ)と共に集会参加していた。
ようやく再会しお互いの愛を確認するエレニとスピロス。
だがスターリン死去による民衆の混乱の中、二人は逮捕され、
別々の車でシベリアへと送られる。
エレニとの親しい関係を咎められた
ヤコブもシベリアへと送られる
が、やがて彼女の苦境を支える友となる
(以下略)

上の文章が拙いせいもあって映画を見た後なのにまだわからない。

今日からレンタルも始まってるので
私の知人でDVDを観て「絶賛!」って人がいたら
どこがどういいのか教えて欲しい。




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