冨家孝という医師によると、人間長寿の秘訣は
「六、八、十の法則」で生活することだそうだ。
運動六分、腹八分、睡眠十分。
私の場合は「一、八、八」に酒が十だな。
音楽の世界では「六、八、九」が有名だ。
永六輔、中村八大、坂本九のトリオの代表曲は
何てったって全米でNO1になった「上を向いて歩こう」だ。
ところが「上を向いて歩こう」があったおかげで
ビートルズのアメリカ進出が遅れたという事実を
知らない人もいる。
ビートルズがイギリスで大爆発していた1963年、
知らない人もいる。
ビートルズがイギリスで大爆発していた1963年、
アメリカの発売責任者であるデイヴ・デクスター・ジュニアは
ビートルズのアメリカ発売に関してまだ懐疑的で、
先に坂本九をピックアップし全米NO1に押し上げた。
彼は半年後の「抱きしめたい」でやっと重い腰をあげ
翌年の狂乱のビートルズブームを迎えることになる。
インターナショナル担当の敏腕A&Rだった彼が
「シー・ラブス・ユー」よりも「上を向いて歩こう」の方に
アメリカでのヒットの可能性を見てそう判断し、結果を出した。
歴史はこう動いていたのか、がわかって実に面白い。
***
先日、その「上を向いて歩こう」の本の著者佐藤剛さんと、
坂本九を見出し日本を代表するシンガーに育て上げ
「上を向いて歩こう」の全米NO1を体験した
「上を向いて歩こう」の全米NO1を体験した
現在アメリカ在住の元マネージャー桑島信子さん、
そのお二人と市ヶ谷でお茶をした。
そのお二人と市ヶ谷でお茶をした。
「連絡はしないでおこうと思ってたのよ。でもブログを見たら
野中さんも吉田拓郎が好きだっていうじゃない、私は
野中さんも吉田拓郎が好きだっていうじゃない、私は
彼のコンサートを観るのも今回の大きな目的の一つなの」
3人は拓郎の話から始まり坂本九からプレスリーからロカビリー、
山下敬二郎から小坂一也からプレスリー、ビートルズ、
お互いボ*・***ンはあまり好きじゃないですねなんて話から
美空ひばり、やっぱ藤圭子は歌がうまかった、前川清もうまい、
ツェッペリンと藤圭子の共通点は・・・まで(これは剛さんと私だけ)
尽きぬ話にあっという間の3時間が過ぎた。
信子さんは今、日本全国を飛び回って日本の芸能を満喫している。
今日も確か東京にはいないはず。
今回は旦那さんのlovenikeさんをアメリカに残しての来日。
lovenikeさんこと桑島滉さんは、中村八大の元マネージャーだ。
今回は旦那さんのlovenikeさんをアメリカに残しての来日。
lovenikeさんこと桑島滉さんは、中村八大の元マネージャーだ。