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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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「ザ・ストライプス」を絶対推薦 

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さてと、ベタ褒めしちゃおう。
ワタクシ、日本洋楽研究会主任研究員の野中規雄は
こういうバンドが出てくることをずっと待っておりました!


ザ・ストライプス(The STRYPES)っていうアイルランドのバンド。


平均年齢16才のブルース好きな少年達。
日本CDデビューは本国よりも早い4月10日となった。

「ザ・ストライプス ブルー・カラー・ジェーン」


本格的デビューの前の作品集という位置になるのか
7曲入り1500円のEP、これが曲も演奏もいいのだ。
リード曲の「ブルー・カラー・ジェーン」がダントツでカッコいいが
他にも渋い曲が並ぶ。
それも≪ブルース曲をカバーしてた昔のバンドをカバーした≫


説明がわかりにくい?例えば
・「アイ・ウィッシュ・アイ・ウッド」ビリー・ボーイ・アーノルドの曲で
ヤードバーズのデビュー曲。
・「ユー・キャント・ジャッジ・ア・ブック・バイ・ザ・カバー」
ヤードバーズがやってたウィリー・ディクソンの曲。
(この人の曲はクリームが「スプーンフル」をカバーしてた)
・「ガット・ラヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」
キンクスじゃなくてヤードバーズかと思うし
・「29ウェイズ」はドクター・フィールグッドで聞いたのかも。
この流れからすると「リーヴィン・ヒア」
バーズじゃなくザ・フーのバージョンを意識してるのだろう。

マネージメント・オフィスはエルトン・ジョンの会社で、
ポール・ウェラーやノエル・ギャラガーやジェフ・ベックも絶賛とか、
制作中のデビュー・アルバムのプロデューサーはクリス・トーマスだとか
なんか、大人のスタッフの香りがプンプンするがそれでいいのだ。
みんなで寄ってたかってノウハウ出し合って
新人のロックンロール・バンド盛り上げようぜって、それでいいのだ。
アメリカンアイドルやXファクターはもういいよ。

渋谷のタワレコで聞いたら「新人にしてはすごく出てます」って。
おとといクワトロで一晩だけのライブやって
今晩はなんと<ミュージックステーション>に出るそうだ。
10月のジャパン・ツアーももう決定している。

今でもこういう仕掛けができるんじゃん!みたいな感じ。
是非、このバンドには成功して欲しい。
そしたら続く新人も出てくるだろうし、洋楽がまた楽しくなる。

ユニバーサルさん頑張って。
ここで彼らの
「ブルー・カラー・ジェーン」のPVも観られる↓


デビュー曲「ブルー・カラー・ジェーン」の中の
B-l-u-e-C-o-l-l-a-r-J-a-n-e> ってとこを聞くと
<S-a-t-u-r-d-a-y-night>を思い出しそうだが
あのバンドはスコットランド出身だ。
オジサンはこのストライプスと同じアイルランド出身で
ヴァン・モリソンのいたゼムの<G-l-o-r-i-a>を思い出すよ。
ゼム「グロリア」



本当にストライプス、人気爆発して欲しいな。
と、こんな提灯ブログ書いてるが、
決して私はユニバーサルの回し者ではない。

それが証拠に担当者が誰なのかすら知らない。





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