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クロマニヨンズの真島昌利が初の著書
「Rock&Roll Recorder」を来年2月10日に発売する。
私物のレコードを紹介しながら
幼い頃からブルーハーツ結成前後までを書き下ろしている、らしい
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情報
https://natalie.mu/music/news/
内容詳細
https://sowsweetpublishing.co.
レコードというのはビートルズの日本でのデビューアルバムから始まり
ローリング・ストーンズ、チャック・ベリー、セックス・
ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、スペシャルズ、ペイル・
RCサクセション、P-MODEL、東京ロッカーズなど。
本の目次を見ると流れが想像できる。
<目次>
・ビートルズの衝撃!
・ギター革命
・ロックンロール・ア・ゴー・ゴー!
・夏のリズム・ギター
・ミート・ザ・ローリング・ストーンズ!
・コンテスト&オリジナル
・パンク・ロック大爆発!
・MR.ジョー・ストラマー
・キック・アウト・オブ・ザ・ジャム!
・パンク・ロック・ジャングル
・ロンドンとかニューヨークとかジャマイカ
・ネオアコ暴動!
・日本のCool Beat
・チットチャット
この日本を代表するギタリストと私は仕事をしたことはないのだが
2007年に一度だけお会いした時の印象が強烈に残っている。
当然、クラッシュつながりだった。
58才となり自分の定年退職が見えてきた2006年12月20日、
私は人生最後の洋楽ディレクターの仕事として
クラッシュの英国での全19枚のアナログシングルを収めたボックス
「The Clash Singles '77-'85」を担当して発売した。
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オリコンのチャートにランクされるようなヒットものではなく、
手間ひまかかるわりにはそもそも利益が出るようなものでもなく、
逆にネットの直販にしなければ赤字になるような商品だった。
それでもこだわりにこだわって発売にこぎつけたことで
スポーツ紙にも大きく取り上げられたりした。
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各界から推薦コメントをもらった中に真島さんもいた。
1977年、秋。
クラッシュのファースト・アルバムを聴いた。
15才だった。
何度も何度も聴いた。
クラッシュのロックン・ロールには、10代の僕が
必要としていたものすべてがあった。
クラッシュのロックン・ロールがあれば、
どんな日だって快晴だった。
その感覚は、僕の永遠なのです。
真島昌利
その「The Clash Singles '77-'85」の翌年の春だったと思う。
突然、真島さんがフッと会社の私のデスクの前に現れた。
アポがあったわけではないので
慌てて立ち上がって何が起きているのか戸惑っている私に
「失礼します、クラッシュ担当の野中さんですね、お会いしたかったです」
と真島さんは右手を差し出してきた。
天下のマーシーにいきなりそんなこと言われ舞い上がった私は
「光栄です『アンダルシアに憧れて』好きでした」なんて口走っていた。
その時は真島さんは打ち合わせの合間の時間だったようで
数分の会話と記念写真を撮って終わりだったが
そんなタイミングなのに足を向けてくれたのが嬉しかった。
クラッシュだからだ。
今回出版される本にクラッシュ愛はどのくらい語られているのだろう。
私が焦って口走った「アンダルシアに憧れて」真島昌利を聴こう。
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https://www.youtube.com/watch?
明日は12月22日、ジョー・ストラマーの命日。
2002年だからもう19年も昔になる。