今晩は狛江FM「音楽夜話」にゲストで呼んでもらったので
「カバーポップス」特に漣健児の作品を特集する。
1960年代初頭、外国曲を日本語で歌う「カバーポップス」
牽引していたのは、ダニー飯田とパラダイスキング、坂本九、森山加代子、
ザ・
今と違って歌番組が多かったから
毎日どこかのTVの歌番組で誰かが歌っていた。
代表番組は「ザ・ヒットパレード」「シャボン玉ホリデー」ということになろうが
シャボン玉と言えば「シャボン玉ミコちゃん」も忘れてはいけない。
「七時にあいまショー」は飯田久彦が多かった。
他にも「スパーク・ショー」「マイマイ・
こういう番組が見たくて父親と真剣にチャンネル争いをした。
そんな悶着も親子対立が長く続くことになる小さな要因だったかもしれ
私が洋楽の仕事に就く入り口、キッカケ、動機付けが、
このカバーポップスとアメリカのTVドラマだったと気づくのは
ずっと後になっての話だ。
音楽評論家でもなく研究家でもない私なので
今日は自分の記憶の範囲で「カバーポップス」を語ろうと思う。
まあ、このブログの電波版みたいなものかな。
生番組だから8曲から10曲くらいの音源を準備して、
昨日までのその選曲は実に(楽しくて)(悩んで)
時間を忘れるほどの作業だった。
なんたって450曲もあるそうだから、漣健児の訳詞は。
それと、漣健児=草野センムのお話も少しさせて頂くつもりでいる。
番組は今晩8時から狛江FM
藤倉さんと釘島さんの高齢コンビの絶妙トークにお世話になりながら
1時間、無責任に漣健児を楽しもうと思う。
選曲から最後に落とした曲をここで聴きたい。
この曲は今晩の番組ではかけないので。
「五匹の仔豚とチャールストン」安村昌子(1962年)
森山加代子、
それにしても、なんという詞だろうか。
ビートルズの「オブラディ・オブラダ」をカーナビーツに歌わせた
あの訳詞の発想と基本的には同じだ。
(なんで「五匹のこぶた」なんだ!)
本人は「訳詞は副業」と言っていたらしいが、それでいて天才だ。
(そのカーナビーツは番組の選曲に残してある)
https://www.youtube.com/watch?