映画半ばで若いカップル客が2組消え
マニアックとも思える歴史上の出来事を映画化して
意外なことにこの監督はかなりな歴史オタクのようだ。
そのまま戻らなかった。
マニアックとも思える歴史上の出来事を映画化して
しかもそれが当たっていると知り、
三谷幸喜という監督にまったく興味はないが行ってみた。
映画「清州会議」
意外なことにこの監督はかなりな歴史オタクのようだ。
細かいこだわり(知識)が散りばめられているので
戦国時代好きが観ればにんまりするような小ネタは多い。
信長亡き後、織田家の跡目相続をめぐる
柴田勝家と羽柴秀吉の権謀術策渦巻く役員密室会議。
自民党の角福戦争よりわかりやすいかもしれない。
しかし作品の内容より何より、売りは凄い豪華キャスト。
昔の東映や大映のお正月映画はこういう顔ぶれだった。
富士山をバックにした顔見世興行でスターが総出演してた。
でもこの映画は正月映画と言うよりクリスマス映画だ。
キラキラ、チカチカした派手な電飾時代劇。
唯一私は織田信雄役の妻夫木くんの馬鹿殿様ぶりが笑えた。
そう、ドタバタもあり、きっと笑えるはずの作りなのだろうが
なんかスッキリしない後味の理由は
<権力者に媚びてる感><すり寄ってる感>
<権力者に媚びてる感><すり寄ってる感>
三谷幸喜という人は今様太閤なの?なんて思いながら
まだ11月なのにもうクリスマス・ツリーの下を通り過ぎて
約束の居酒屋に向かった。
今年28本目の映画。
あのカップルは正しかったかもしれない。
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