浜松の昨日の最高気温が日本歴代タイの41.1度だったそうな。
浜松と聞けばすぐに楽器メーカーのヤマハを連想する。
音楽教室、合歓の郷、ポピュラーソングコンテスト、世界歌謡祭など。
(ソニーミュージックのSDはこのヤマハさんの新人発掘システムを真似した)
浜松はクルマとオートバイのホンダ、スズキでも知られるが
ヤマハ発動機も四輪のクルマへの進出をついこの間まで考えていたらしい。
イギリスのフィナンシャルタイムスが8月16日、
2019年末に「日本政府関係者が日産自動車とホンダの合併を模索していた」と報じた。
https://www.ft.com/content/89efb01d-b5f9-427b-b779-b118cd4383f0
両社とも直ちにこの提案を拒否したという。
実現していたら世界一の販売台数の会社になっていたはずだ。
日産の陣営にはルノー、三菱がいて
トヨタにはダイハツ、スバル、マツダ、スズキがいる
昨年1位だったフォルクスワーゲンのグループ傘下には
アウディやポルシェ、ランボルギーニ他、メチャクチャいっぱいいる。
まるでレコードレーベルか日本の銀行の統合みたいだ。
私は車は廃車にして12年、それでも不便を感じていないし
銀行はほとんど使わなくなってるからどうでもいいんだけど
聞いて面白い話でもない。
音楽業界もユニバーサルとソニーとワーナーの3社で
70%近いシェアを占めているなんて面白くない。
残りの30%からこのコロナ後に旋風を巻き起こす会社が
出てくることに期待したい。
これに比べりゃサブスクの音楽、動画配信サービスの結末の方が面白い。
ビートルズが大旋風を巻き起こしていた1964年、
ビーチ・ボーイズに「リトル・ホンダ」という曲があった。
ホンダのスーパーカブを歌ったもので
カブはそれまでのアメリカの「オートバイはでかいほどいい」のイメージを変えた。
まるでCMソングのような、でもタイアップではないヒット曲だった。
サッカーの本田圭佑がいつぞやの記者会見で
「心の中のリトル・ホンダに聞いた」と答えたのは
この曲にかけていたのだろうと思われる。
「リトル・ホンダ」ビーチ・ボーイズ(1964年)
https://www.youtube.com/watch?v=qZOGlgVldAs
実はカバーしたこっちの方が先にヒットしている。
「リトル・ホンダ」ホンデルス(1964年)
https://www.youtube.com/watch?v=WwWaPOlzWnI
大は小を兼ねるということで「イージーライダー」もいいけれど
レーベルは「スーパーカブ」みたいな軽い方が小回りが利いて良いんよ。