スポーツニュースが盛り上がらない今年だが
野球もサッカーも大相撲も観客制限しながら始まり
高校野球は日野高校が今朝10時から国士舘とやっている。
プロ野球は大谷君がバッターとしては2試合連続ホームランでも
ピッチャーとしては一死も取れずにKOされている。
私の好きな大相撲も、横綱2人と大関1人が休場したから
普通ならTV中継を観る気にもならないはずなのだが
今場所はどん底から這い上がってきた
2人のお相撲さんを注目していてその活躍で満足している。
まずは、元大関が怪我と病気で引退まで考えながらも
全体の番付の下から二番目の序二段まで落ち
そこから復活して今日明日で幕内優勝を狙う照ノ富士
今朝のスポーツ紙の1面は彼だろう。
もう一人が、私の大好きな金太郎みたいな宇良
小さいのに大型力士を倒す今の炎鵬のように人気があった。
3年前の2017年にトントン拍子に幕内に上がってきて
前頭4枚目の時には横綱日馬富士を破るなど前途洋々だった。
その初金星を上げて涙の宇良
https://www.youtube.com/watch?v=vKcNLxH8s28
だが翌場所に右膝前十字靭帯損傷と左膝半月板損傷という両足の大怪我を負い
1年以上休場している間に三段目にまで落ちてしまった。
復活した2018年の11月には三段目で全勝優勝、
2019年1月にもし好成績なら十両に復帰できるかくらいにまで戻っていた。
が、そこでまた何という不運か、
まるで山中鹿之介の「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」のように
2度目の「右膝前十字靭帯損傷」を負った宇良は
序二段106枚目という照ノ富士が味わったよりもっとずっと下まで転落した。
もう後ろがない世界だ。
二度目の復活というか復讐が始まったのが去年の11月場所で
そこから「6勝1敗」「7勝(優勝)」「7勝(優勝)」と来て
今場所は十両の下の幕下19枚目まで戻ってきていた。
そして結果が6勝1敗の好成績。
今度の9月場所では十両復帰が狙える番付にまで戻るはずだ。
昨日のスポーツ紙にそんな宇良のニュースがあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/424668cda16e52e42da6eef738ed26db1d08ccea
宇良は学生時代からサーカス相撲で「居反りの宇良」と呼ばれていた。
すごいその技で決めた2011年当時の動画がある。
左のガリガリで小さいのが当時の宇良だ。
この映像、本当に凄いすよ。
まるで大人と子供、炎鵬vs碧山より差がありそう。
これじゃ怪我もするわなー。
でも宇良、好き。
https://www.youtube.com/watch?v=6Weu5JiX0FM
足のサポーターも仕方ないだろう。
近いうちにこの宇良と炎鵬の対戦が見たい。
ついでに書いておくと、
稀勢の里(現在は荒磯親方)の解説は上手い。