コロナ関連ニュースを見たくないから
朝のテレビはNHKの「エール」だけを観るようにしている。
今週は古関裕而が早稲田の応援歌「紺碧の空」を作曲する週だった。
三浦友和と山口百恵の次男、三浦貴大が応援団長役で、
つまり「嗚呼！花の応援団」でいうなら青田赤道で（並べちゃいけないか）
博多弁の三浦貴大は可愛くてよかった。
ここんちの息子は２人とも可愛い。
今朝の放送を見ながら思い出したことがある。
私は1968年、神宮球場の早慶戦の早稲田の応援団席に
にわか応援部員として参加している。
応援部員だったわけではなくて
私が入っていた放送研究会が神宮球場の早慶戦は
応援団のPAに協力していたからその「にぎやかし要員」としてだった。
何も手伝えないのでただ試合を見て応援するだけなのだが
そこには絶対的な条件があって「学生服着用のこと」だった。
さすがに早稲田でも1968年に学生服姿は珍しかったし
私は長髪でひょろひょろだから似合わなくて恥ずかしかった。
ところがその日に優勝が決まったのかどうか記憶はないが
その夜のテレビのスポーツニュースで
応援団席で騒いでる私がアップで抜かれたため
それからしばらくは田舎の友人たちの間で
「野中は応援団に入ったらしい」という情報が流布された。
ただ後にも先にもにわか応援団員として
早慶戦を見たのはその時だけだったし、
以降の早慶戦は行っても少し離れて見ていたものだ。
知りもしない学生と同族意識を持ちたくなかった。
今でも私は早稲田大学卒業生ではなくて
早稲田大学放送研究会の卒業生だとこだわっている。
ただ、野球の試合で点が入った時にアップテンポで歌う
「紺碧の空」だけは否定しない、というより好きだ。
このへんの屈折した理由は自分でもわからないけど
「都の西北～」はNGで「紺碧の空」はいい。
「紺碧の空」早稲田大学応援部
https://www.youtube.com/watch?v=u2h2r33ok8M
ちなみに私がここのにわか応援部員として着ていた学生服は
高校生の時にイージーオーダーで作ったもので、
裏地が派手な紫だった（笑）
裏地だけは花の応援団だった。