元EPICソニーの目黒さんからLINEが入った。
「miyukiが小学生の娘さんの気持ちを歌にしています。
素晴らしい曲なので是非聴いてください」
「休校のうた」いったんもめん
https://www.youtube.com/watch?v=S6vZoU50Lkg
アップした「いったんもめん」さんのこんなコメントが付いている。
休校でさびしいきもちを
お父さんとお母さんに手伝ってもらってうたにしました。
はじめてのYOUTUBEです。いいね、おねがいします。
え・・これ・・・
miyukiの新曲じゃなく、miyukiの娘さんが作ったヤツでしょう!
と言っても、そもそもmiyukiって誰なのかわからないすよね。
ソニーミュージックの新人発掘部門SDの1992~3年の頃、
私はindiVisual Recordsというインディーズの子会社を作った。
ロックではなくポップなインディーズ・レーベルをめざした。
アーティスト育成の一環として、発売するCDは300枚前後。
制作費をいくら抑えてももちろん赤字だったが
いずれメジャーに行って大ヒットを出せばグループとしてはOK!
みたいな、そんな時代のスキームだ。
その第一号が女性シンガーソングライターのmiyukiで、
ピアノ弾き語りの、音楽大学に通う大学生だった。
声はコピーに「キュートヴォイス」とあるように甘くて
少しシュガーみたいなロリっぽいところもあったが
とにかくテーマの選び方と曲のセンスがずば抜けていた。
そんな彼女はindiVisual Recordsから2枚アルバムを出し
前述のEPICソニー目黒さんに認められて
1994年にメジャーデビューとなった。
(ちなみに目黒さんのEPICではJUDY AND MARYの1年後輩になる)
他のアーティストへの楽曲提供やCMソングなどもしながら
2~3枚アルバムを発表したが大ヒットには至っていない。
その後のmiyukiに関する情報は一切ないまま25年くらいが過ぎ、
突然このyoutube「休校のうた」というわけだ。
歌詞を見ると、結婚して娘さんがいて普通に暮らしている(ようだ)。
歌はいくらmiyukiが「キュートボイス」でも娘さんだろう。
歌詞は娘さんかな、曲はmiyukiかな。
もし曲まで娘さんなら、9才の時から曲を作り始めたという
miyukiの才能がこの「いったんもめん」ちゃんに
遺伝してるかもしれない。
おいおい、SDとして要チェックじゃ。
だけど「いったんもめん」ちゃん初のyoutubeなのに
彼女がmiyukiの娘さんってばらしちゃいけなかったのかな。
クレーム来たら消去すればいいかな、いい曲だもの。
藤岡さんはこの曲に
「歌詞がまんま我々のことを歌っているようで、
最後はうるっときました。ともだちと飲みたい~」とLINEに感想書いていた。
私は「おとうさんがいえにいても」「なんかたりない」かな。
で、miyukiの動画を探そうとしたらニコ動にはあるけどyoutubeに見つからない。
「CUTEでいこう」「かわいいKISSをあげる」「ライバルはあなただから」
いい曲多いのに残念。
なので、も一回、いったんもめんちゃんで「休校のうた」を聴こう。
https://www.youtube.com/watch?v=S6vZoU50Lkg
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