私が毎月通院している某大学病院は
毎日2000人以上の患者が来る。
そこに通う私は院内感染を恐れて命がけだ。
緊急事態宣言が出てから初めてとなる
今回の定期通院は特に防御を心がけた。
毎朝検温、今月はタクシーで窓を開けて利用、
顔にピッタリ隙間のないマスクをし、
他の患者さんから遠く離れて座り、
どこかに触るたびに携帯している消毒液で手をビシャビシャにし、
10分ごとにペットボトルの水を飲み(iMUSEレモンと乳酸菌がお気に)、
帰宅してすぐにシャワーして着ていたものはすべて洗濯
と、できる限りの予防策は講じたつもりだ。
日常生活でも3月から外出は近所の散歩だけだし、
宅配の人とも顔を合わせないようにして
遊びに来たがっている孫たちも家に来るのは禁止で
LINEとビデオ通話で話をしている。
それでも感染する時はするんだろうなとは思う。
今月の病院の変化で大きいのは「患者数の激減」だった。
特に初診の外来患者さんが減っている。
医療機関からの紹介状がない場合、初診料が5500円もかかるのに、
予約のない初診外来が引きも切らないことには前から気づいていた。
今月は(風邪気味でして)とか(ねんざしました)
みたいな患者さんが少なくなっていたことで
私のような定期通院者の待ち時間が短くなった。
いつもなら2時間の待ち時間が1時間で退出できた。
病院にも「不要不急」の患者さんが多いということなのだろう。
できたら来月以降もそういう患者さんは
まずは近所のクリニックで診てもらってからにして欲しいと
総合病院にしか行けず病院に長いこと留まりたくない身の私は
心からそう願う。
***
というところでほっこり話を一席。
この病院では患者名をアナウンス呼び出す。
今回待合室でこういう3連続のアナウンスがあった。
「小林あきらさん*番診察室へどうぞ」
(小林旭か、、たまにこういうことあるよな・・)
続いてのアナウンスはこうだった。
「中村まさとしさん*番診察室へどうぞ」
(中村雅俊って、ありそうでないんじゃないか・・)
そして最後はこうだった。
「大場くみこさん*番診察室へどうぞ」
(大場久美子!それは相当珍しいんじゃない?どんな人だ?)
昔、大場久美子ファンだった私は思わず本をやめて見てしまった。
小さくて上品な感じのおばあさんだった。
小林旭→中村雅俊→大場久美子
こんな珍しい出来事に気づいた人は私以外にいないようだった。
きっとご本人たちもわかっていないだろう。
今日はその流れでこれにする。
「あこがれ」大場久美子(1977年6月)
「一億人の妹」のデビュー曲。
https://www.youtube.com/watch?v=UZLFCGVoT9Q
お世辞にも上手くはないこのシングル盤、レコード店に行って買った。
決して他社のアイドルにうつつをぬかしていたわけではなく
ちゃんとこの頃は自分の仕事もしていて
チープ・トリックのデビューアルバムを発売し(5月21日)
ジューダス・プリーストの移籍第一弾「背信の門」の発売月であり(6月21日)
クラッシュ「白い暴動」とテッド・ニュージェント「傷だらけの野獣」
(7月21日)の発売準備をしていた時期であります。
二重人格みたいなもんですな。
どうかみなさん、不要不急の外出は私みたいな者のためにも
是非お控え下さいませ。