カナダの3人組プログレッシブロック・バンド
「ラッシュ(Rush)」のドラマー、
ニール・
https://www.asahi.com/articles/ASN1C2JWVN1CUHBI00H.html
ラッシュはゲディ・リーのハイトーン・ヴォイスが特徴だが
ニール・パートの超絶で複雑なドラミングと
彼の書く哲学的な歌詞と3人とは思えぬ緻密なサウンドで
世界的な人気があり、2013年にロックの殿堂入りしている。
私は1980年のLP「パーマネント・ウェイブズ」と
81年の「ムービング・ピクチャーズ」を担当していた。
1982年の初め、REOスピードワゴンとラッシュの取材で
福田一郎さんと伊藤政則さんと一緒にアメリカ出張した。
この2人が揃って取材に行くのは初めてのことで
福田先生とはREOの後で別れ、政則さんとラッシュに行った。
写真がないかと画像検索してみたら
BURRN!のインタビュー中にこんな写真があった。
これは間違いなくその時の写真だ。
https://burrn.online/interview/485
ラッシュって、
メンバーもマネージメントも信じられないほど最高の性格の人たちで、
別の取材の時だが、日本の取材陣に会場に財布を落とした人がいて、
それを知ったメンバーとマネージャーなどスタッフは
ライブの終了後にみんなで椅子の下とか探してくれた。
見つからなかったけど、業界の常識として、ありえない・・・。
トロントの取材時には、先乗りしてた私をライブまで暇だろうと
マネージメントのパブリシストが片道1時間半くらいかけて
カナダ側からのナイアガラの滝の観光案内をしてくれた。
長い洋楽生活の中でこんな接待は後にも先にこれだけだし。
接待されたからというわけではなくて
一番日本の取材陣をケアしてくれた
ギターのアレックス・ライフソンも含め
とにかくラッシュのチームはいい人たちばかりで
悪い思い出が一つもない。
今日はニール・パート追悼に、このライブ映像だ。
アルバム「パーマネント・ウェイブス」より
「スピリット・オブ・レイディオ」(2003年のライブ)
https://www.youtube.com/watch?
動画をもう一つ、ニール・パートのドラムソロ、
ちょっと、そこいらのドラムソロとは違う。
https://www.youtube.com/watch?v=LWRMOJQDiLU
しかし67才、もっと性格の悪い長生きもいるのに、早い。