今日12月15日はポール・シムノンの誕生日、のニュース。
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/83057/2
今日で64才のポール・シムノンはクラッシュのベーシスト。
「ロンドン・コーリング」のジャケットでベースを叩きつけているのが彼。
これは1979年秋にNYで撮影されたもの、当時23才。
彼の誕生日が今まで日本のニュースで扱われた記憶はないから
やっぱり「ロンドン・コーリング40周年」の影響なのだろう。
元々画家志望だったポールはクラッシュ後は
ミュージシャンとしての活動の傍ら絵の個展もしていて
2013年に限定発売されたラジカセ型限定ボックス
「サウンドシステム」のデザインも彼が手掛けている。
(実はこれ置き場所に結構困るんだ・・)
https://www.youtube.com/watch?v=jB2j7NGvej4
1980年の日本企画「シングルズ77~79」のデザインもポールがしてくれた。
彼のセンスはバンドのビジュアル面にも発揮されていたと思われる。
クラッシュの見た目のカッコよさはポールの腕だったのかもしれない。
有名な話をもう一つ、初期のクラッシュでのポールの役目は「ケンカ担当」で
ケンカに弱いミック・ジョーンズの助太刀としてあちこちでやっていたらしい。
ある時ストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルともやりあったという。
体に似合わず喧嘩上等なポールでも
さすがに極真空手のジャン・ジャックが相手じゃボコボコにされたに違いない。
クラッシュが解散した後のポールとミックの演奏を一度だけ観た。
2010年ロンドン、ラウンドハウスでの「ゴリラズ」のライブ。
その時のブログ。
https://ameblo.jp/nihonyogaku/entry-10522785220.html
ポール・シムノンはブリクストン出身なので
今日もアルバム「ロンドン・コーリング」から
彼の作&ヴォーカルの「ブリクストンの銃」にする。
この映像、ポールのカッコよさがよくわかる。
https://www.youtube.com/watch?v=zxechIyaWaE
ライブではこの曲はポールがギターに、ジョーがベースに持ち替える
そのライブ動画が2本あって
どっちにしようか迷って両方とも紹介したい。
そりゃ、確かにポールは歌はうまくない。
しかし、歌はいきなりこう始まるのだ。
When they kick at your front door
How you gonna come?
With your hands on your head
Or on the trigger of your gun