昨日そば湯を入れる湯桶のことを書いたのでそばの話の続きです。
日本三大そばと言えば「出雲」「戸隠」「わんこ」、
江戸前三大そばは「更科」「藪」「砂場」、
他にも有名所でYじさんの田舎の「へぎそば」があるし
我が家の近くには「深大寺そば」があります。
そこに十割とか二八とかが加わると正直違いがよくわかりません。
ただ「更科そば」は白く細く「田舎そば」は黒くて太い
そのくらいなら私にもわかります、程度です。
そんな田舎そばの代表格に山形県の「板そば」があります。
この日は代々木にある山形蕎麦茶寮「月の山」に集合しました。
田舎そばには似つかわしくないおしゃれなつくりのお店で
BGMは洋楽が流れています。
そこにロンドンから西原女子を迎え、結構やかましい6人が
つまみと日本酒とそば焼酎で音楽話を繰り広げます。
16席しかないお店は残り3つのテーブルに
食事客が入れ替わり立ち替わりなのに
我々おしゃべりグループはファミレスの居座り客状態で。
まあガンガン注文してるからいいようなものの
5時に集合して私が「そろそろ解散にしない?」と言った
8時半まで実に3時間半の長丁場を語りあげたことでした。
あれを放っておいたら10時くらいまで続いてたでしょう。
話はクイーン、デヴィッド・ボウイ、ディープ・パープル、
映画「マイ・ジェネレーション」「マイ・
デーモン・アルバーンとイギリスEU離脱問題、
たまに週刊誌SPA!問題を挟んで
12月に来日していたキング・クリムゾンなどなど。
特にクリムゾンのロバート・フリップのネタは
しつこく延々としてたものだから
帰り際にお店の人に「音楽関係の方たちですか?」
なんて聞かれてしまうほどで。
確かにロバート・フリップを酒の肴にするグループも珍しいかも。
締めに田舎そばの山形県代表「板そば」をしっかり頂きました。
しかし、テーブルに湯桶はなかったような。
あったかな、酔っ払っていて覚えていません。
だから今日はキング・クリムゾンです。
アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」(1969年)から
「21世紀のスキッツォイド・マン」2015年のライブ。
昔は邦題違ってました。