松江に来た一番の目的はここ「八重垣神社」です。
ヤマタノオロチを倒したスサノオがクシナダヒメと新居を構えた地で
二人の子孫がオオクニヌシノミコトとされています。
スサノオの社は晴天の出雲大社と違って微かな雨。
参拝客もまばらなのが逆に厳かな雰囲気出してます。
ちなみに休憩所のトイレはシャワートイレでとても綺麗でした。
本当はここに来るなら出雲のスサノオ終焉の地
「須佐神社」にも行かないといけないのですが
時間とアクセスの関係で今回は諦めました。
でもどうせ松江に来たのだからと国宝天守「松江城」に。
階段が急でツルツルで滑りそうで
堀尾吉晴に思い入れのない私はあっさり見学を済ませます。
同じ国宝なら松本城の方がカッコいいかも。
ただ、展示物の中に「後藤又兵衛の鎧と槍」を発見。
真田の上田城と大阪夏の陣とつながったということで
写真を撮って友人に自慢LINEしたのでした。
それと、島根でお城を見るのなら私は松江城より断然
安来の「月山富田城址」なんですけど
こちらも今回は残念ながら見送りました。
それでも尼子氏と山中鹿之介の波乱万丈な歴史物語は好きなので
いつか「月山富田城」訪れたいと思っています。
山中鹿之介は三度にわたる主君の尼子家再興のために
三日月に向かって祈ります。
「願わくば我に七難八苦を与え給え」
毛利との戦いも最後は織田軍に見捨てられるんですけどね。
もうすぐ赤穂浪士討ち入りの日です。
それに比べるとこの忠臣の話はそんなに有名じゃないかもしれません。
そう言えば山中鹿之介最後の戦いの上月城は赤穂の北のあたりです。
松江城の天守閣の上り下りで疲れて武家屋敷をパス、
小泉八雲記念館もパス、寒くて面倒くさくなって遊覧船もパス。
ホテルに戻って松江の二番目の目的地に出かけることにします。