いきなりピータラビットの故郷、湖水地方に来ています。
来週が私の古稀の誕生日なので
それをイギリスで迎えようと計画しました。
団体ツアーにしました。
個人旅の方が雰囲気で行き先を変えたり楽しいのですが
このくらいの年齢になって大きなスーツケース転がしながら
電車のチケット買ってタクシー乗ってホテルチェックインして
それから食事考えて、がもう面倒くさくてやめました。
メリットはそういう手間がかからない上に
オフシーズンとはいえ、旅費交通費、宿泊費、
観光ガイドが付きのトータルがめちゃくちゃ安いこと。
問題は当然ながらほとんど自由がないこと。
毎日のスケジュールもまずい食事も決められています。
それとこの手の団体の中には必ず問題児がいます。
そういう人たちには近づかないよう
孤立した夫婦旅にしようと思っています。
ウィンダミア湖畔のボウネスは曇り空。
ピーターラビットのミュージアムは前に見たからもういいやと
少ない1時間の自由時間を惜しんでバーを探します。
趣のある小さなバーを見つけました。
17世紀はグラマー・スクールだった建物だそうで
現在は「Laurel Cottage」というB&Bのバーでした。
客は我々だけ
飲んだのはウィンダミアのエールビール、
あらま、ペットが苦手の私が「犬ヶ島」だって
ここのスティーヴってのがいいヤツで
写真も撮ってもらったし、先月切られた町のシンボルの木や
UEFAの決勝戦に進んだリバプールFC話とか
最近の中国人観光客の話とか聞けば答えてくれて、
でも余計なおしゃべりを仕掛けてくるわけでもなく、いいヤツでした。
フリータイムを充分に楽しみました。
「今度来る時はうちに泊まってくれ」と。
そうできたらいいけど多分もう来れないかもです。
さて、明日はサッカーで熱狂渦巻く狂乱の極みのリバプールです。