知り合いのご夫婦とうちの夫婦の4人で
三軒茶屋246沿いの熊本料理と日本酒の店
「晴ルル」
https://r.gnavi.co.jp/c8fp72jc
入りやすい落ち着いた造りの内装は
和食と日本酒の好きな外国のお客さんに好まれそうな
ただ吉田類が放浪しながら入ってくることはなさそうな
意外と若い人が「渋いね~」と喜びそうな店。
お通しから、締めの鍋までクオリティは高い。
名物馬刺しのタテガミは赤身に巻いて食べる。
中でもこの日の絶品は普段私は苦手としている白子の焼き。
料理とは言えないだろうけれど圧倒的に新鮮な素材が勝った。
私は1978年から18年間、三軒茶屋に住んでいた。
1978年とはEPICソニーが設立された年で、
市ヶ谷のCBSソニーには二度と戻らないぞという思いから
青山一丁目に通いやすい三軒茶屋を選んだ。
(実は5年もしないうちに戻されるのだが)
「晴ルル」から遠回りして住んでいたマンションを見に行ってみた
通勤で通った暗く細い路地は明るくなり飲食店が立ち並び
若い人の声が外まで漏れるオシャレな通りになっていた。
ここの小学校に通った息子たちは今も三茶を故郷のように懐かしむ
私も30才から48才までの男としてバリバリの時代をここで過ごした。
そのマンションが周りの喧騒から切り離された暗闇の奥に
20数年前とまったく同じ姿でひっそりと建っていた。
ほとんど遺跡だ。
夫婦でこのへんを歩くのも20年ぶりくらいになる。
今度は孫も連れてみんなで食事しに来ようと話した。
家族の外食にもっぱら利用したイタリアンの「ペペロッソ」は
最近では予約がいっぱいの人気店になっているらしい。
メニューは変わっているか、味は変わっているのか。
1978年、EPICソニーのヒット第一弾は
ボストンの「ドント・ルック・バック」だったが
八木さんの「洋楽ヒットチャート大事典」では9位。
1978年の1位はこれだった。
「ストレンジャー」ビリー・ジョエル