作詞家の売野雅勇さんがMax Luxというロシア人のグループを
プロデュースしてるというニュースを見つけた。
https://thepage.jp/detail/
2年前、売野さんが「パイレーツ・ロック」に出てくれた時
最後にかけたのがMax Luxuryという3人組の女の子の曲で
あれがMax Luxとなって去年11月にCDデビューしていた。
「砂の果実~Fujiyama Paradise Tribute」
「ジュリアに傷心」「夏のクラクション」「め組のひと」
「六本木純情派」「摩天楼ブルース」など
売野さんの作詞曲を日本語で歌っている。
作詞家活動35周年記念の昨年、コンサートやCDボックスの企画に
プラスしてのプロデュース開始だったみたいだ。
http://news.ponycanyon.co.jp/
Max Luxとは関係なく偶然にも
ロシア人の女の子バンドにPudra(プードラ)というのもいて
このグループも日本語で歌って今年デビューしているらしい。
両方とも完全な変化球だ。
しかもなんで同時期にロシアなんだろう。
Max Luxをプロデュースしている売野さんは
今じゃ作詞家の大先生になってるけど
その昔は東急エージェンシー・インターナショナル
(現フロンテッジ)のコピーライターで
CBSとEPICの紙媒体広告のコピーを一手に手がけてた。
私風情が失礼なことに何度もダメ出しする中に
一発OKというより秀逸だったコピーを未だに覚えている。
1982年のアフター・ザ・ファイアー「ATF」のアルバム広告だ。
シングル原題「Der Kommissar」は「刑事」の意だったので「秘密警察」とした。
それとこのビジュアルを合わせた売野さんのコピーが・・・
「六本木あたりでお遭いしましたね」
「いいね!いいね!最高!!」と担当の沼田さんと大喜びした。
この頃はもう売野さんは目黒さんとシャネルズの作詞を始めてて
「少女A」も既に発売になってたからガンガン来てた頃だった。
今日はMax LuxでもPudraでもなくそれを懐かしく聴こう。
「秘密警察」アフター・ザ・ファイアー(1983年)
オリジナルは「ロック・ミー・アマデウス」のファルコだが
あちらは邦題付けずに「デア・コミッサー」だった。
売り上げ的には「秘密警察」の方が勝ったんじゃないかな。
https://www.youtube.com/watch?