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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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六本木あたりでお遭いしましたね

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作詞家の売野雅勇さんMax Luxというロシア人のグループを

プロデュースしてるというニュースを見つけた。

 

https://thepage.jp/detail/20170818-00000009-wordleaf

 

2年前、売野さんが「パイレーツ・ロック」に出てくれた時

最後にかけたのがMax Luxuryという3人組の女の子の曲で

あれがMax Luxとなって去年11月にCDデビューしていた。

 

「砂の果実~Fujiyama Paradise Tribute」

 

 

「ジュリアに傷心」「夏のクラクション」「め組のひと」

「六本木純情派」「摩天楼ブルース」など

売野さんの作詞曲を日本語で歌っている。

作詞家活動35周年記念の昨年、コンサートやCDボックスの企画に

プラスしてのプロデュース開始だったみたいだ。

 

 

http://news.ponycanyon.co.jp/2016/12/17059

 

Max Luxとは関係なく偶然にも

ロシア人の女の子バンドにPudra(プードラ)というのもいて

このグループも日本語で歌って今年デビューしているらしい。

 

 

両方とも完全な変化球だ。

しかもなんで同時期にロシアなんだろう。

 

Max Luxをプロデュースしている売野さんは

今じゃ作詞家の大先生になってるけど

その昔は東急エージェンシー・インターナショナル

(現フロンテッジ)のコピーライターで

CBSとEPICの紙媒体広告のコピーを一手に手がけてた。

私風情が失礼なことに何度もダメ出しする中に

一発OKというより秀逸だったコピーを未だに覚えている。

 

1982年のアフター・ザ・ファイアー「ATF」のアルバム広告だ。

シングル原題「Der Kommissar」は「刑事」の意だったので「秘密警察」とした。

それとこのビジュアルを合わせた売野さんのコピーが・・・

 

「六本木あたりでお遭いしましたね」

 

 

「いいね!いいね!最高!!」と担当の沼田さんと大喜びした。

この頃はもう売野さんは目黒さんとシャネルズの作詞を始めてて

「少女A」も既に発売になってたからガンガン来てた頃だった。

 

今日はMax LuxでもPudraでもなくそれを懐かしく聴こう。

 

「秘密警察」アフター・ザ・ファイアー(1983年)

オリジナルは「ロック・ミー・アマデウス」のファルコだが

あちらは邦題付けずに「デア・コミッサー」だった。

売り上げ的には「秘密警察」の方が勝ったんじゃないかな。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=vBfFDTPPlaM

 


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