試写会「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」
日本公開5月20日
http://www.zaziefilms.com/jeeg
イタリアの言えばヒーローものなんだけど
ポスターのビジュアル・イメージとは若干異なる。
てか、ぜんぜん違う。
昔のマカロニウェスタンみたいな
クールでダーティなヒーローでも
変身ロボでもカッコいいスーパーマンでもなく
人間味あるくたびれた感じのおじさんだから
ちょと笑えたりもする。
1979年にイタリアで放映された
永井豪の「鋼鉄ジーグ」のTVアニメは
イタリアでは誰でも知ってるヒット作らしい。
映画はそのアニメに監督がインスパイアされたもので
アニメの実写版ではない。
又、主人公が鋼鉄ジーグみたいになるわけじゃないので
ジーグ知らなくても娯楽映画としてそこそこ楽しめる。
テロが頻発するローマ郊外。
チンピラのエンツォ(クラウディオ・サンタマリア)は、
ひょんなことから人知を超えた力を手に入れる。
ある日、エンツォが慕う“オヤジ”が殺害されてしまう。
オヤジの娘のアレッシアは、エンツォを日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙に重ね、
二人の距離は少しずつ近づいていく。
そんな中、闇の組織のリーダー・ジンガロ(ルカ・マリネッリ)の脅威が迫り……。(シネマトゥデイ)
イタリアの予告編で大体雰囲気がわかる
https://www.youtube.com/watch?
実は私が一番気に入ったのは邦題で
「スパイ大作戦」が「ミッション;インポッシブル」になる時代に
<皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」>ですぜ。
この一回聞けば決して忘れない秀逸な邦題は
日本の会社が付けたものではなくてイタリア・オリジナルらしい。
なんてことだ!!
もちろん原題はあって「Lo Chiamavano Jeeg Robot」
日本語タイトルはこれで行ってと指定したってこと?
ただ単に日本語のタイトル付けたかったのかな。
キャッチコピーなのかな。
オリジナルの「鋼鉄ジーグ」へのリスペクトかな。
そんなせいもあり、星いくつなんて評価の映画じゃなく
妙な感じの少なくとも観たことを忘れちゃう映画ではない。
面白いというより、面白がって観た。
じゃ、79年に大ヒットしたアニメ「鋼鉄ジーグ」イタリア版