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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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セプテンバー・ソング

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あっという間に9月、きっとすぐに10月。

 

実際の秋は残暑の9月より10月11月なのに

歌は断然9月の方が多いと思う。

夏が終わるタイミングで感傷的な歌が求められるのかも。

 

9月の歌ですぐ出てくるのは邦楽の古いところだと

太田裕美「九月の雨」とか、竹内まりや「セプテンバー」とか

一風堂「すみれSeptember Love」とか、

最近のシンガーも9月の歌は多いことだろう。

 

一方で洋楽は99%の人がEW&F「セプテンバー」と言うはずだ

 

 

でも、私はむしろ「セプテンバー・ソング」

 

クルト・ワイルという人の作による

第二次世界大戦前のミュージカルに書かれた曲が

1952年の映画「旅愁(September Affair)」で使われヒットした

(らしい)

もちろんこれは私の記憶にはない。

 

ウォルター・ヒューストン「セプテンバー・ソング」(1938年

 

https://www.youtube.com/watch?v=E3mAT-4FdP4

 

スタンダード・ナンバーだから色々な人が歌っていて

一番有名なのは、私も聴いたことがあるフランク・シナトラ。

あるけど60年代になってからの追体験だったと思う。

 

フランク・シナトラ「セプテンバー・ソング」(1954年)

 

https://www.youtube.com/watch?v=kjiVbaA1-sc

 

ルー・リードも歌っている

1995年の映画「9月のクルト・ヴァイル」という映画で歌っていた

(らしい)

映画を知らなかったから観ていない。

でもクールでカッコイイ。

ルー・リード「セプテンバー・ソング」(1985年)

 

https://www.youtube.com/watch?v=RQsJK0voNRI

 

ELOのジェフ・リンの初のソロ・アルバム

「アームチェア・シアター」でのバージョンもある。

ジョージ・ハリスンが参加してて渋い。

ジェフ・リン「セプテンバー・ソング」(1990年)

 

https://www.youtube.com/watch?v=syo1nekLNJA

 

9月の洋楽曲には太田裕美の「九月の雨」の

下敷きアイデアだったかもしれない

「セプテンバー・イン・ザ・レイン」という曲もあり

これも戦前の映画の主題歌だった(らしい)が

さらにこれもまたフランク・シナトラのバージョンが有名だ。

ロッド・スチュアートも例の

「ザ・グレイト・アメリカン・ソング・ブック」で歌っている。

とか書いている途中で、9月の忘れちゃいけない曲を思い出したので

両方ともここは割愛して最後はこれだ。

 

グリーン・デイ

「ウェイク・ミー・アップ・ウェン・セプテンバー・エンズ」(2004年)

アルバム「アメリカン・イディオット」に収録されている正面からの反戦歌。

アルバムは翌年のグラミー賞「最優秀ロックアルバム」。

この7分以上のビデオクリップも激しくいいんだ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=NU9JoFKlaZ0

 

セリフや歌詞がわからないから

この人のブログを参照するといいかもしれない。

http://turedure4410.hatenablog.com/entry/2008/07/17/213415

 

9月に入ったのに今日もクソ暑い。


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