この時期、混雑するのがわかっていながらの遠出は
狂ったような暑さも相まって控えたいところを、
お盆のために里帰り。
母親の初盆につき実家に寺の住職が来てくれる。
幼い頃のお盆は近所の子供たちが夜集まって
一人づつ近くの寺の前橋藩主の墓を往復する肝試しをした。
真っ暗な墓地は本当に怖かった。
子供の声が消え、
独居老人と駐車場ばかりになっていたそんな町に
又ぽつぽつと新しい家が建ち、移住者が増え始め、
最近じゃケーキ屋ができて流行っている。
実家の玄関を入って住職が大小の履物を見
「たくさんの方がお見えのようでよろしゅうございました」と言う
生後5か月の大甥から68歳の私まで
近親者が15人も集まったからクーラーが効かない。
うら悲しい雰囲気などまったくなく、孫は読経にリズムを取る。
葬儀・墓については環境によって考え方は色々あろうが
親族がこんなに集まるのはこれはこれで楽しい。
帰りの駅のホームに「前橋高校硬式野球部」のTシャツの子がいた。
今年は県大会第3シードで期待されたにもかかわらず2戦目で負けた。
新チームの練習後と思われる彼は
しかし、一昨日の東邦と八戸学院光星の試合は凄かった。
甲子園は今日からベスト8をかけた試合になる。