Quantcast
Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2743

What else?

$
0
0

ジョージ・クルーニーっていう俳優は

ヒット作多いし脚本も書くし監督もプロデュースもするし
ゴールデングローブもアカデミーも取ってる。

そんな堂々たるマルチな実績なのにどうも超一流に見えない。
「オーシャンズ」やこないだの「ヘイル、シーザー!」みたいな
演じる役のせいか「What else?」のCMのせいか


もしかしたら高田純次お決まりのボケ挨拶
「どうも、ジュンジ・クルーニーです」のせいかもしれない。
両方とも中年のいい男なのは確かだけどね。

この映画「マネー・モンスター」でもいかにもそんな役。

http://www.moneymonster.jp/splash/

監督はジョディ・フォスター。
ジョージ・クルーニーがキャスターの財テクTV番組の放送中に
番組のせいで全財産を失った男が銃と爆弾で番組をジャック
その様子が生放送で中継されるという、
まあ言い方によっては息づまるサスペンス。

アルゴリズム取引を牽引する超高速プログラムのバグで
株価が暴落しその男は全財産を失うことになるのだが
真相はプログラムのせいではなくて、そこに付いた人間の指紋が
ナンチャラカンチャラで、あーたらこーたらだったという映画だ。

?????そんなの私に理解できるわけがない。
でも理解できなくても映画の進行の邪魔になることはなく
ジュンジ・クルーニーもジュリア・ロバーツも一見熱演に見えるような
(こんなのおちゃのこさいさい)の余裕の演技。

そんな今年19本目の映画は、悪くないし、ハラハラするし、
公開前から噂の(ジョージ・クルーニーの踊りは下手だ)も
その通りで、息づまるはずが笑えて楽しめる。

俳優陣はメインで熱演(風)の2人より
犯人役のジャック・オコンネルの方がインパクトが強い。

この人、アンジェリーナ・ジョリーが監督して
日本での公開がもめた例の映画
「不屈の男~アンブロークン」の主役だった俳優。
好きなタイプの顔じゃないけど、なんか、存在感がある。


軽い映画だから待ち合わせまでの時間つぶしには最適だろう。
少なくとも「マネーショート」みたいな鑑賞後の不快感はまったくない。
きっとジョディ・フォスターも<マネー・ゲーム>を醒めて見てるのだろう。







Viewing all articles
Browse latest Browse all 2743

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>