ジョージ・クルーニーっていう俳優は
ヒット作多いし脚本も書くし監督もプロデュースもするし
ゴールデングローブもアカデミーも取ってる。
そんな堂々たるマルチな実績なのにどうも超一流に見えない。
「オーシャンズ」やこないだの「ヘイル、シーザー!」みたいな
もしかしたら高田純次お決まりのボケ挨拶
「どうも、ジュンジ・クルーニーです」のせいかもしれない。
両方とも中年のいい男なのは確かだけどね。
この映画「マネー・モンスター」でもいかにもそんな役。
http://www.moneymonster.jp/splash/
監督はジョディ・フォスター。
ジョージ・クルーニーがキャスターの財テクTV番組の放送中に
番組のせいで全財産を失った男が銃と爆弾で番組をジャック
その様子が生放送で中継されるという、
まあ言い方によっては息づまるサスペンス。
まあ言い方によっては息づまるサスペンス。
アルゴリズム取引を牽引する超高速プログラムのバグで
株価が暴落しその男は全財産を失うことになるのだが
真相はプログラムのせいではなくて、そこに付いた人間の指紋が
ナンチャラカンチャラで、あーたらこーたらだったという映画だ。
?????そんなの私に理解できるわけがない。
でも理解できなくても映画の進行の邪魔になることはなく
ジュンジ・クルーニーもジュリア・ロバーツも一見熱演に見えるような
(こんなのおちゃのこさいさい)の余裕の演技。
そんな今年19本目の映画は、悪くないし、ハラハラするし、
公開前から噂の(ジョージ・クルーニーの踊りは下手だ)も
公開前から噂の(ジョージ・クルーニーの踊りは下手だ)も
その通りで、息づまるはずが笑えて楽しめる。
俳優陣はメインで熱演(風)の2人より
犯人役のジャック・オコンネルの方がインパクトが強い。
この人、アンジェリーナ・ジョリーが監督して
日本での公開がもめた例の映画
「不屈の男~アンブロークン」の主役だった俳優。
「不屈の男~アンブロークン」の主役だった俳優。
軽い映画だから待ち合わせまでの時間つぶしには最適だろう。
少なくとも「マネーショート」みたいな鑑賞後の不快感はまったくない。
きっとジョディ・フォスターも<マネー・ゲーム>を醒めて見てるのだろう。
きっとジョディ・フォスターも<マネー・ゲーム>を醒めて見てるのだろう。