ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画
9月、シアターイメージフォーラム他で公開
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昔SDのロック系オーディションを受けにきた女の子には
(ジャニスのように歌いたいです)という子が多かった。
「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」試写
9月、シアターイメージフォーラム他で公開
ロックスターのドキュメンタリー映画は
当たり前だけどファンタジーやラブコメなんかとは違って
観終わった後で大体さみしさを覚えるものだ。
特にジャニスのように、超絶な人気が一瞬で爆発し
わずか3年、あっという間に27歳で死んでしまった
そんなアーティストのドキュメンタリーは
ことさらその感が強い。
そんなアーティストのドキュメンタリーは
ことさらその感が強い。
映画はジャニスから父母家族への手紙形式を取っている。
ジャニスの実の妹と弟も証言する。
テキサスの高校大学では友人もできず
むしろ周りからは白眼視されていたジャニスが
自分の歌の才能に気づきサンフランシスコに移り
そこで遂に出会った仲間とバンドを結成
モントレー・ポップ・フェスティバル(1967年6月)で
注目を浴びるまでの環境と時代背景は
かなりの時間を割いてていねいに描く。
ウッドストックでは一人で歩けないほどの
ドラッグだったとか(それでいてあのライブだ)
恋人の前ではやらなかったとか
でも孤独に耐えられずにまた手を出してしまうとか
何回もやめる努力はしていて次は過度なアルコールだ。
楽しみにしていた高校同窓会も疎外され
なんともいえない表情でインタビューを受ける。
なんともいえない表情でインタビューを受ける。
聞いたり読んだりで知っているエピソードでも
映像のジャニスを見ていると<孤独感>が伝わってきて
孤独なんて程遠い私でも息苦しいほどやるせなくなる。
<光と影>という以上に深い影の方が強調される。
孤独なんて程遠い私でも息苦しいほどやるせなくなる。
<光と影>という以上に深い影の方が強調される。
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの
メンバーやスタッフ、元恋人の証言など多く織り交ぜ、
クライヴ・デイビスがここにも又しゃしゃり出てる。
昔SDのロック系オーディションを受けにきた女の子には
(ジャニスのように歌いたいです)という子が多かった。
今の若い人はジャニスみたいなタイプの歌はどうなんだろう?
ジャニスの声は今も伝わるのだろうか。
んなこと考えながら東急本店前の嵯峨谷で蕎麦食べた。
映画の主題歌と言っても良さそうな
「サマータイム」(1968年)
マジに切なくなりますわ。
サウンドトラックが映画より一足先の7月27日に発売になる。
同時に過去の6タイトルもBlue-Spec CD2で出るそうだが
その話は後日。