今年最大の不覚。
アル・スチュワートの来日公演を見逃した~。
見逃したというか、まったくあるのを知らなかった。
しかも5月6日と7日、GWは暇だったのに。
アル・スチュワートとセイラーだけは見たいと
いつも言ってたのに。
今回で3回目か4回目の来日になるだろうか。
「イヤー・オブ・ザ・キャット」のヒットで有名な
スコットランド出身のシンガーソングライターで
哀調・哀愁帯びた声質とメロディと
「タイム・パッセージ」(1978年)以降は
アダルト・コンテンポラリーになってしまうので
アルバムで言えば
「イヤー・オブ・ザ・キャット」(1976年)と
それ以前の「追憶の館」(1975年)
「過去、現在、未来」(1973年)
「オレンジ」(1972年)あたりが好きなのだが
このへんはロックバーにも意外となかったりする。
中でも「追憶の館」は自分が日本盤を担当してた上に
充分なプロモーションできなかった後悔もあって
思い入れは強いものの、一番好きなのは「オレンジ」だ。
ディランの曲をカバーしているように彼の影響下にありつつ
アル・スチュワートにはどこかヨーロッパの香りがする。
ヘッケルさんが日本盤だけダブルジャケットにしてた。
キーボードはリック・ウェイクマン
その中から1曲
シンガーソングライターなのに歌のない
シンガーソングライターなのに歌のない
「オレンジ」
もう一曲「アイム・フォーリン」
甘いのか鼻声なのか何と表現したらいいのかわからないこの声
極めつけに「スペインからの便り」
ヘッケルさんが編成会議の席上でかけたこの一曲で
アル・スチュワートのファンになった想い出の曲。
感傷的でイジイジしたところが、たまらなくいい。
日本人の琴線に触れる。
実はハードロックにも通じるのだが、そのへんはいずれ。
日本人の琴線に触れる。
実はハードロックにも通じるのだが、そのへんはいずれ。
去年はロイヤルアルバートホールでもライブをやっている。