私の住む調布市は「映画のまち」をPRしている。
昭和初期に多摩川撮影所ができて以来関連企業が多く
映画全盛期の頃はかなりの活気を呈したらしい。
今でも日活と角川大映の撮影所がある。
1989年から毎年「調布映画祭」なるイベントも行われている。
ところが「映画のまち」なのに
5年前に最後の映画館が閉館してから映画館は一軒もなかった。
そんなまちに来年シネマコンプレックスができる。
駅の隣、11スクリーン2100席と規模は充分だ。
最近どのシネコンもTop40やキヨスクみたいに同じ作品ばかりなので
できれば「映画のまち」らしく渋い映画も公開してもらいたい。
リタイアした団塊の憩いの場として図書館が盛況だという。
ヨガやピラティスは女性専用教室ばかりだから
オジサンが散歩ついでに行くのにはちょうどいいのかもしれない。
無料だし。
それなら映画館もいいかもだ。
現役の時のように朝早く家を出て午前9時上映の映画を観る。
(料金は500円くらいにしてもらわなきゃいけない)
アニメと特撮のアメリカンヒーローと洋画の吹き替えはNGだ。
映画の後に深大寺で蕎麦でも食べてから
帰りに似た境遇の友とハッピーアワーの居酒屋で待ち合わせる。
そして夕方帰宅・・・と。
こんな生活、私は<絶対に嫌>だけど
来年からは渋谷、新宿、府中、下高井戸より
調布に通う日が確実に増えると思う。
この数年間、ケーブルやTsutayaのDVDまで足せば
音楽を聴いてる時間よりも映画を観てる時間の方が
ずっと多くなってる私だ。
最近借りたDVDでは去年映画館に行けなかった
「アデライン、100年目の恋」がお気に入りだ。
ブレイク・ライヴリーって綺麗だわ。
こんな私が「レヴェナント」をいいって言うわけがない。
ほとんど「レッツゴー!洋画研究会」化している。
今日は下高井戸に行って来よう。
今日は下高井戸に行って来よう。
帰りに深大寺で蕎麦でも食うか。