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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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日本一きさくな巨匠カメラマン

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業績を決して鼻にかけることなく偉ぶらず、
温厚で謙虚で、飾り気のない自然な態度、
誰とでもきさくに友人のように接する。

見栄と虚勢と威圧の「巨匠」が多い中
三浦さんは人間的にも大きな正真正銘の巨匠だ。

写真家、三浦憲治さん「パイレーツロック」初登場。
5月28日放送。


40年以上に及ぶカメラマン人生で撮ったアーティストの数は
ハンパじゃない。

最初の仕事は箱根アフロディーテ
屋台の列に並んでいる外国人を撮ったら
そいつはピンクフロイドでベースを弾いていた。

ツェッペリンの初来は「平凡パンチ」の腕章を付け
武道館の一番前でほとんど撮らずに聴いてた。
あとで吉田弘さんに「これだけ?」と言われた。

好きなライブをアーティストのそばで見れて写真撮れて
ギャラまでもらえる(こんなおいしい仕事はない)と思った。
だからライブを撮る仕事が多かった。

ピンクフロイド、グランドファンク、ポルナレフ、ディープパープル


サンタナ、ドノバン、クラプトン、クイーン、ドゥービー、チャカ・カーン、
ランナウェイズ、ジェフ・ベック、デヴィッド・ボウイ、ポリス
ホール&オーツ、ジェームス・ブラウン、PIL


私の担当だとチープ・トリックat 武道館、ジャニス・イアン


70年代後半からは邦楽も増えた。
キャロルのラストライブも三浦さんだ。


松任谷由美、YMO、加藤和彦、忌野清志郎、井上陽水
福山雅治、奥田民生など。
収録の日の前夜も福山での矢沢永吉のライブだったそうだ
(矢沢永吉とは同じ歳、同じ町の隣の中学)

「自分から売り込んだことがない」
「楽しいことしてお金もらってきた」

巨匠なのに肩肘張らずあくまで軽やかだ。
この生き方、永ちゃんちゃんというより民生に近いかも。
民生も同じ広島出身。これも三浦さん。


前にも書いたようにうちの結婚記念写真は
三浦さんがまだ大御所になる前に撮ってくれたもの。
有楽町のスクランブル交差点で踊ってるやつ、
それは当然省略。

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