「北ヨーロッパ」と書かずに「北欧」とした方が
オーロラ、フィヨルド、サンタクロース、ムーミン、アンデルセン
など、日本人が抱くロマンチックなイメージにはフィットする。
北欧とは一般的には
フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの4国。
(アイスランドは、なんかイギリスに近いっぽい)
これらの国から日本に来たポピュラー音楽は、
それからアバ、ハノイロックス、ヨーロッパ、T.N.T.、a-
カーディガンズ、イングヴェイ・マルムスティーン、ロクセット、、
まだまだいる。
(なんとな~く)だけど、みんなメロディアスで
「北欧」のイメージは共通してるような気がする。
デンマークで1994年にデビューして
一躍注目を浴びたハードロックバンドがいる。
「ディジー・ミズ・リジー」
3ピースバンドでメンバーの腕がたつ上に
まさにメロディが際立ち、哀調帯びたヴォーカルと
転調や変拍子などで豊かな表現のできるいいバンドだった。
朋友の伊藤政則さんが猛プッシュし日本でもかなり売れた。
ところが本国で2枚出して大ヒットしたもののすぐに解散。
一度再結成したらしいが(私は気づかず)また解散。
その「ディジー・ミズ・リジー」の
なんと<20年ぶりとなるサード・アルバム>
(サンタナⅣみたいな話だな)
が今日日本先行で発売になった。
が今日日本先行で発売になった。
グランジ、オルタナと言うよりハードロックに少しプログレ。
トリオで変拍子ってとこはラッシュも感じるがもっとポップ。
(北欧だからね)
とにかく昔から演奏がうまい。
こういうタイプのロックは「ロックンロールはノリよ」じゃいけない。
きちっとうまい演奏だから安心して聴けて轟音の中で癒しになって
眠くなるようじゃなければいけない。
ズバリ、
時代の流行を超えてるので、イラつかない。
ファンだって20年前の少年が今やオジサンでしょう。
2016年にこういう新譜が聴けるとはねえ。
私のお気に入りは「サムシング・ソー・ファミリア」とか
「メイド・トゥ・ビリーヴ」かな、インストゥルメンタルもいい。
「メイド・トゥ・ビリーヴ」かな、インストゥルメンタルもいい。
ところでデンマークと言えばD.A.D.、プリティメイズなど
私にはまったく語れないバンドが多い。
だけど、自慢じゃないけど(本当は自慢だけど)
デンマークのロックバンドのアルバムを
日本で最初に紹介したのは多分この私だと思う。
前にも書いたことのある、ガソリン「火気厳禁」(1976年)
プロデューサーはロイ・トーマス・ベイカー
ヴォーカルのキム・ラーセンは今でも人気あるそうだ。
そんなことより、ディジー・ミズ・リジーは5月来日だという。
そのプロモビデオ
そして今日聴くのは衝撃のデビューアルバムより
「シルバーフレイム」(1994年)
「