大相撲春場所が今日から始まる。
琴奨菊の綱取りが話題だ。
先場所大関で優勝してるから当然だろうし
TV露出やパブリが増えるのは
大相撲のPRにも役立つ喜ばしいことかもしれない。
大相撲のPRにも役立つ喜ばしいことかもしれない。
でも私はどうにもあの「琴バウワー」(?)がダメだ。
日馬富士がやる「平蜘蛛」の仕切りもNGだ。
両方とも横綱ならば所業として美しくない。
それと別に気になることがある。
先場所、琴奨菊が優勝に近づいた時マスコミはこう言っていた。
「10年ぶりに日本出身力士の優勝か?」
<日本出身力士>という奇妙な表現は
2012年に優勝した旭天鵬が<日本人>だったからだ。
旭天鵬は優勝の7年前に日本に帰化していた。
モンゴル出身力士では初めての日本帰化で
それがモンゴルではかなり批判もされたらしい。
太田勝さんとなって日本人の奥さんと結婚して子供もいる。
現在は大島親方だ。
その旭天鵬の優勝はとりあえず省いて、という意味で
<日本人力士>ではなく<日本出身力士>という表現だった。
サッカーなんかじゃあり得ない話で、暗澹たる気分になる。
ただ、当の元旭天鵬=大島親方がこの件に関して
素晴らしい大人の対応をしているのと
性格良さそうなこぼれる笑顔で救われる。
大島親方のこの言葉のためにも
琴奨菊は綱取り一転・・なんてことにならぬよう頑張んなきゃ。
私は今場所も幕下西2枚目の宇良に注目だ。