下の孫の保育園卒園式。
20数名の園児に対して60人以上もの保護者がいるのは
半分以上が我々みたいな<ジジ&ババ>だからだ。
息子家族は東京都の待機児童ワースト区民なので、
ここ数日の<保育園落ちた、日本死ね>ブログに端を発し
国会を巻き込んでの大騒ぎになっているニュースを見ると、
孫が2人とも続けて保育園を卒業できたのは
申し訳ない気もするがラッキーだったとしか言いようがない。
もし通えていなければうちの日常も巻き込まれてどうだったか。
ラッキーと言えば、卒園式でも目立った団塊世代のジジババは
たびたび「ラッキーだけで生き抜けた」と批判されることがある。
ま、確かにそういう面は無きにしも非ずとしても
今、ほとんどの団塊が直面しているのは「ダブルケア問題」だ。
言い換えると「親の介護と孫の支援」
近所ならまだしも、遠距離だと大変だ。
しかもそれをクリアすると、そんなに遠くない将来に、
自分たちの病気や年金など生活問題が待っている。
自分たちの病気や年金など生活問題が待っている。
親、子供、孫の面倒を見ている団塊の世代は
自分は子や孫には迷惑かけたくないと誰もが思っている。
でも団塊の世代が86~7才になる2035年には
東京都の「独居老人」は100万人を超えるそうだ。
でも団塊の世代が86~7才になる2035年には
東京都の「独居老人」
独居を避けようとすると「待機老人」問題がクローズアップされる。
厚生労働省には<幼老複合施設>なる構想があるらしい。
老人ホームと保育園を一緒にすれば一石二鳥じゃんって発想だ。
でも私はパス。
そもそも自分ち以外の子供は好きじゃないし。
じゃあどうするか、私に限らず、みんなまだわからない。
ただこの後もずっと酒だロックだと楽しく生きたい、とは思う。
ただこの後もずっと酒だロックだと楽しく生きたい、とは思う。
「老人と子供のポルカ」左卜全とひまわりキティーズ(1970年)