<ソングライターの殿堂(Songwriters Hall of Fame)>は
毎年の「グラミー賞」「ロックの殿堂入り」の報道に比べると
毎年の「グラミー賞」「ロックの殿堂入り」の報道に比べると
1969年から続いているわりにはそんなに知られていない。
ソングライターとは、文字通り曲を書く作詞作曲家。
メンバーが書いて自分たちで歌うバンドや
シンガー・シングライターも当然この殿堂入りの対象だが
職人ソングライターだと表舞台に立つことが少ないので
「ロックの殿堂」ほどは注目されないのかもしれない。
それでも先日発表された2015年度の殿堂入りは
エルビス・コステロ、マービン・ゲイ、トム・ぺティ、
ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ、チップ・テイラーと、
自分も表に出る有名どころばかりが並んだ。
表彰式は6月9日にNYのマリオットマーキーで行われる。
この中ではチップ・テイラーが渋いか、「ワイルドシング」が有名。
てっきり全米NO1になったトロッグスのオリジナルと思っていたが
このチップ・テイラー作で別のバンドがオリジナルらしい。
このチップ・テイラー作で別のバンドがオリジナルらしい。
「ワイルドシング」と言えば我々の世代だと
モントレーのジミ・ヘンがとにかく衝撃だった。
モントレーのジミ・ヘンがとにかく衝撃だった。
もっと後の人なら映画「メジャーリーグ」で球場中が歌ってたあの曲
他にもこの曲は多くカバーされ、
他にもこの曲は多くカバーされ、
日本のプロレスラーも登場曲で使っていた。
1曲でもかなりの印税が入ってるだろうな。
実はソングライターの取り分って多いのだ。
シンガーよりも。
それが理由でバンドは売れてくるとよくもめた。
全米NO1になったトロッグスのバージョンは
日本では「恋はワイルド・シング」の邦題で出ている。
東芝っぽい邦題だけどフィリップスなのでこの頃は日本ビクターだ。
「ソングライターの殿堂」の今の会長の2人の
ケニー・ギャンブルとレオン・ハフ(ギャンブル&ハフ)は
フィラデルフィア・インターナショナル・レコードを創設し、
フィラデルフィア・インターナショナル・レコードを創設し、
自分たちの曲をアーティストに歌わせて大ヒット、一世を風靡した。
この2人は出版社も持ってたから相当<マネー>は入ってる。
それでも自分の手で作って儲けたんだから金融業よりは夢がある。
ではフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの代表作2曲。
ではフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの代表作2曲。
共に日本の担当者は「洋楽天国」ブログの高橋裕二さん。
邦題ももちろん裕二さん。
「裏切り者のテーマ」=「Back Stabbers」
「荒野のならず者」=「Dirty Ol' Man」