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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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ミスター・ロンリー

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先週末あたりからやたらに見かけたTV-CM
ユーキャンの通販商品「ジェット・ストリーム」


フランク・プールセル(←たぶん)の
「ミスター・ロンリー」をバックに
城達也ナレーションのこれですわ。


東京FMの番組名を冠してナレーションは城達也、
119曲を収めたCD7枚組セットが19000円。
それが第一集と第二集とある。

単純計算だとCD1枚2700円強、1曲換算では160円弱。
昨今の状況を見るにCDセットとしてはかなり高い。
通販の印税とか想像してもかなりの強気なお値段。

ところがこれが昔からすっごく売れるみたいで
あんなにCMや新聞広告が打てるくらい。
そして何年か経つと又同じ手法で又売れる。

城達也が亡くなって20年以上は経つので
大ベストセラーの大ロングセラー、
こういうのを<キラーコンテンツ>と言うんでしょう。

「ジェットストリーム」ね
この深夜のラジオ番組が始まったのは
東京FMが虎ノ門でまだ「FM東海」だった頃、
放送研究会の同期の女子が別の番組のアルバイトをしてて
彼女の番組を手伝うと映画のチケットがもらえた。

その子は某TV局にアナウンサーとして就職
大人しかった子が結構重鎮になり役員定年まで勤め上げ退職。
元気でいるかなあ、みたいな。

このCDセットはたとえばそういう想い出をキーワードに
ホワイトなエルダー層にアプローチした通販商品。
イージーリスニングだから品こそあれ毒はない。
昔でいえば居間の百科事典の横に置いてあるレコード
典型的なわかりやすいマーケティングだ。

音楽振興には役立つにしても、私はこういうのいらないな。

だから今日はオリジナルの全米No1
「ミスター・ロンリー」ボビー・ヴィントン(1964年)
このシングル盤は持ってる。高2だったか。
この人の「泣きヴォーカル」が好きだったのと
英語の歌詞が聴きとれるのが嬉しかった

曲が短いのでもう1曲ボビー・ヴィントン行っちゃおう。
「ブルー・ベルベット」や「涙のくちづけ」もいいけど
「涙の紅バラ」(1962年)
これもそこそこ英詞がわかった。
アメリカの高校生活に憧れときめいた内容だった。


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