映画ほどCDは聴いていないにしても
今年は「ELO」と「One OK Rock」が良かった
とは前に書いた。
実は今年はもう1枚あって、それがこれ。
デヴィッド・ギルモア「飛翔」
アルバムタイトルだけから見れば
年末より正月っぽいかもしれないが
帯風キャップ・コピーそのままの
「儚くも美しい夢幻の調べ」は
一年の終わりにこそピッタリはまる。
一年の終わりにこそピッタリはまる。
仕事もプライベートも色々あった年が慌ただしく過ぎ
家の大掃除もほぼ片付いた夜に
ボンドならウォッカ・マティーニのところ
自宅なのでいつもの安い白ワインを飲みながら
このアルバムを聴いていた。
ギルモアの声と詞とギターが
誰かのレビュー通りまさしく「叙情の世界」で、
どこかノスタルジーを覚えながら
懐かしく安心して聴けるところは
ELOの「アローン・イン・ザ・ユニバース」にも通じる。
デヴィッド・ギルモアの名前を知らなくても
ピンクフロイドを一度も聴いたことがなくても
英語の歌じゃ意味がわからんという邦楽ファンでも
ある程度の年代にさしかかっている人であれば
この音楽は届くはずだ。
英語の歌じゃ意味がわからんという邦楽ファンでも
ある程度の年代にさしかかっている人であれば
この音楽は届くはずだ。
洋楽の新譜なんて50年間も聴いてないという
元洋楽ファンもこのアルバムには満足するだろう。
新譜なのに50年前の自分と今の自分が重なる。
元洋楽ファンもこのアルバムには満足するだろう。
新譜なのに50年前の自分と今の自分が重なる。
では私のベストチューン
「夢のままに(Faces of Stone)」
声の響きと雰囲気がレナード・コーエンに近い。
ビデオまでがヨーロッパだ。
他にも「哀愁の舞踏」「黄色いドレスの少女」「狂気の世界」
過去と現在を繋いでくれるこういうアルバムを
年の終わりに聴きながら一年を振り返るのも一興なのだ。
年の終わりに聴きながら一年を振り返るのも一興なのだ。