「ヘラクレス」
まだ神と人間が混然としていた紀元前ギリシャ、
神話ではゼウスが人間の娘に産ませたヘラクレスに
ゼウスの妻ヘーラーが12の難行を与える。
ヘーラーから送り込まれた毒蛇をまだ赤ん坊のヘラクレスが
引き裂いたというエピソードは有名でそのシーンも出てくる。
どの国の神話にもこの手の英雄の試練の物語はある。
アーサー王もそうだしスサノオノミコトやヤマトタケルにも
似たような話がある。
だけど映画は神話をなぞったストーリーではないので
ギリシャ神話を知らなくても楽しめる。
楽しめるって言うか、
荒唐無稽でバカバカしいB級映画の典型だから
感動するシーンもなければ恋もファンタジーもない。
ただ「つえ~」「ありえねー」と笑って観れる
遊園地のアトラクションみたいなアクション娯楽映画。
約1時間40分と短いのも好ましい。
時間つぶしには推薦できる。
時間つぶしには推薦できる。
ヘラクレスを英語で「はーきゅりーず」みたいに発音することも
初めて知った。