80才前後と思われるご婦人たち5人組。
女学校時代のクラスメートの旅行、みたいな。
エレベーターに乗ってきた元女学生のAとBが
私を見て後ろの仲間を呼ぶ「早く早く」
<開>ボタンを押しながら待つ私。
だいぶ待ってCとDが、もっと遅れてEが来る。
E「ありがとう、お坊ちゃん」
(お坊ちゃん!?)
不意を突かれて固まる私。
A「あなた、お坊ちゃんは失礼でしょう、紳士に」
E「だって私たちの孫くらいのお年でしょう」
A「違うわよ、息子くらいよ」
私「いえ、ロビーで孫たちが待っています」
E「あら?じゃあジジとか呼ばれてるの?」
私「はい」
E「若く見えたから、ごめんなさいね」
エレベーター下りてピーチクパーチクの
オールド女学生たちを追い抜いて
自分に無性に腹が立ったのは
もっと気のきいた切り返しが出来なかったものかと。
あそこは笑いを取らなきゃいけない場面だったのに
あそこは笑いを取らなきゃいけない場面だったのに
アドリブが効かね~なあと。
身内の米寿と還暦のダブル祝いの三浦海岸。