「日本一安い遊園地」のすぐ近くに群馬県庁があって
その前にゆるキャラ「ぐんまちゃん」の石像がある。
そこから歩いてすぐの所に桃井小学校がある。
そこから歩いてすぐの所に桃井小学校がある。
富岡製糸工場開設と同じ1872年(明治5年)の開校だから
今年で142年にもなる。
毎年終戦記念日の度に特集で取り上げられる
終戦に導いた総理大臣、鈴木貫太郎がこの出身だ。
(そのあたりのことは3年前にも書いてるので省略)
終戦の詔勅が放送された8月15日
それを阻止しようとする陸軍将校たちが起こした
クーデター未遂事件(宮城事件)があり
そのターゲットの一人にされた鈴木貫太郎だった。
娘さんが音楽評論家の鈴木道子先生なんだけど
当時の様子を道子先生が語っているのを今年TVで初めて見た。
まあ自分の父親のことなんだから証言できるのは当然としても
「父(鈴木貫太郎)はその頃」と先生が話すのを
歴史好きな私はなんか不思議な感じで見た。
その桃井小学校からしばらく行くと私の実家がある。
大昔、お盆になるとこのあたりの子供たちは
それぞれに手作りの空き缶提灯を下げて広場に集まり
「盆だ盆だ提灯だ お化けの提灯消えちゃった」と
みなで声を合わせて町を練り歩いた。
広場には戸建て住宅が建ち
いつの間にか子供の姿を見かけなくなり
今では老人と駐車場と廃屋の町になった。
墓参りを終えたうちの孫たちも
祖父の実家は通り過ぎることもなくホテルに戻る。