ボブ・マーリーは偉人ですが私には思い入れが足りないのか、
また超人ウサイン・ボルトもああそうかといった程度なので、
生まれて初めてのジャマイカでも特に感動はありません。
ジャマイカと言ったって船の着いたのはキングストンの反対側
モンテゴベイとオーチョ・リオスの真ん中の
ファルマウスという港に一日停泊だけです。
ファルマウスという港に一日停泊だけです。
<ダンズ・リバーの滝登り>というのに参加しました。
カメラを持って参加できないので写真がないんですけどね。
全員が頭までびしょ濡れになりながら手をつないで登るのです。
いい年こいてなんでこんなことをと思っても
私よりもはるかにいい年した
76才の方まで挑戦すると聞いては
76才の方まで挑戦すると聞いては
断るわけにはいかなかったのです。
それでも予想通り、4分の1も行かない場所で
恥も外聞もなく、私は、はい、ギブアップ。
こんなとこでケガしちゃたまらんです。
それよりもビーチの綺麗さよりも何よりも
バスガイドのゾーイ(だったかな?)
こんな個性的なガイドに私は会ったことがないです。
無愛想のかたまり。
言葉が怖い。
英語のわからない客を睨みつける。
ギャグを言って受けないと機嫌が悪くなる。
「この村はジャマイカの国民的歌手が生まれた所だ」
(みんなボブ・マーリーかと思う)
「*****だ」
(みんな知らない名前なので反応がないと・・・
ゾーイ不機嫌になっちゃいます)
こういう歌だ、とゾーイが歌い出します。
「デーオ、デーーオ・・・」
みんな知ってます「バナナ・ボート・ソング」だ!
「知ってる」「知ってる」の大合唱にゾーイ
「なんだ、日本人でも知ってるのか~」
そしてドヤ顔で≪ニヤリ≫と笑うのです。
日本ではハリー・ベラフォンテで有名ですとは言えません。
説明が終わってふと見ると満足げに寝ていました。
降りる前に「ビールは『レッド・ストライプ』が美味しい」
「ビール飲んできた」
「何てビールだ?!」
「レッド・ストライプ」
口元をゆがめたドヤ顔でゾーイが≪ニヤリ≫と笑いました。
私にとってのジャマイカは