Quantcast
Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2743

私はジャマイカのバスガイド

$
0
0

ボブ・マーリーは偉人ですが私には思い入れが足りないのか、

また超人ウサイン・ボルトもああそうかといった程度なので、
生まれて初めてのジャマイカでも特に感動はありません。
ジャマイカと言ったって船の着いたのはキングストンの反対側
モンテゴベイとオーチョ・リオスの真ん中の
ファルマウスという港に一日停泊だけです。

<ダンズ・リバーの滝登り>というのに参加しました。
カメラを持って参加できないので写真がないんですけどね。
全員が頭までびしょ濡れになりながら手をつないで登るのです。


いい年こいてなんでこんなことをと思っても
私よりもはるかにいい年した
76才の方まで挑戦すると聞いては
断るわけにはいかなかったのです。
それでも予想通り、4分の1も行かない場所で
恥も外聞もなく、私は、はい、ギブアップ。
こんなとこでケガしちゃたまらんです。

それよりもビーチの綺麗さよりも何よりも
バスガイドのゾーイ(だったかな?)
こんな個性的なガイドに私は会ったことがないです。

無愛想のかたまり。
言葉が怖い。
英語のわからない客を睨みつける。
ギャグを言って受けないと機嫌が悪くなる。

「この村はジャマイカの国民的歌手が生まれた所だ」
(みんなボブ・マーリーかと思う)
「*****だ」
(みんな知らない名前なので反応がないと・・・
ゾーイ不機嫌になっちゃいます)

こういう歌だ、とゾーイが歌い出します。
「デーオ、デーーオ・・・」

みんな知ってます「バナナ・ボート・ソング」だ!

「知ってる」「知ってる」の大合唱にゾーイ
「なんだ、日本人でも知ってるのか~」

そしてドヤ顔で≪ニヤリ≫と笑うのです。

日本ではハリー・ベラフォンテで有名ですとは言えません。
説明が終わってふと見ると満足げに寝ていました。



滝からの帰りにコロンブスが入港した公園に寄りました。
休憩中のバスガイドさんを盗撮です。


降りる前に「ビールは『レッド・ストライプ』が美味しい」
言われた通りに飲んで戻り言いました。


「ビール飲んできた」
「何てビールだ?!」
「レッド・ストライプ」

口元をゆがめたドヤ顔でゾーイが≪ニヤリ≫と笑いました。

私にとってのジャマイカは
真黒な顔でギョロ目で社交性は微塵もなく
恐らく地元でも美人とは言えないだろうバス・ガイドさん
それなのに何故か憎めないドヤ顔ゾーイのいるジャマイカでした。

また車窓からこんな看板発見!なんだろ?



Viewing all articles
Browse latest Browse all 2743

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>