トンビが鷹を生んだと言っては失礼になるか。
でも鷹が鷹を生むのは当たり前だからなーー。
早い話、藤岡さんの娘さんが原作を書いた漫画が
電子書籍「めちゃコミックオリジナル」で配信が始まった。
「マイフェア・ダディ~父さんな、劇団やろうと思うんだ~」
藤岡さんは元「まりちゃんズ」「藤岡藤巻」の藤岡さん、
その娘さんは演劇の世界で役者、脚本、演出の時は
論理鼠(ろんりねす)のペンネームを使い
漫画の原作では狐神文夜(きつねがみ・ふみよ)にしている。
<漫画あらすじ>
「芝居だろ芝居! 俺は芝居がやりたいんだ」
昔から苦手だった父に呼び出され、
久しぶりに実家を訪れた演出家見習いの花梨。
父の立ち上げた劇団で脚本・演出を任される事になったのだが、
団員といってもただの飲み仲間で、
アラウンド還暦な演技の素人ばかり。
途方に暮れる花梨だったが、
父との新しい向き合い方に気づいてゆき…父娘の絆とアラ還劇団。
まだ見ぬ新たなステージの幕が上がります!
実話を基に、盛ったり脚色してるので一応フィクションだ。
早期退職した父親が突然第二の人生として劇団を立ち上げる。
劇団員は仲間が集まる居酒屋「風の音」の常連たち。
そこから劇団名は「カゼオト劇団」。
みんな60歳過ぎたあたりの仕事が終わったか
終わりに差し掛かっているかの個性豊かでワガママな人たちばかり。
その劇団で演出を担当する主人公が悪戦苦闘するサマを
このところ父親と距離があった娘の目から描いていく。
ギャグを折り込みながらメインのテーマは退職後の人の生き方と
あらすじに「父娘の絆」
モデルとなっているのは大森のフォーク酒場
「風に吹かれて」の常連客を中心にした劇団「風に吹かれて」で、
漫画に登場する劇団員もそこの客たちとかぶる。
実際の劇団「風に吹かれて」は今までに7回も公演を行っていて
そのすべての脚本と演出を論理鼠が担当している。
クリエイティブのDNAは間違いなく藤岡さんから娘さんに受け継がれている。
てか、この仲良し父娘はまるで一卵性だ。
こんなに仲が良くてしかもお互いの才を認めあっている父娘って
世間にはそんなにいないんじゃなかろうか。
娘さんは論理鼠として私達の劇団の公演にも客演で出演してくれているので
これはその打ち上げの時の写真。
「マイフェア・ダディ~父さんな、劇団やろうと思うんだ~」は
全12話完結のうち4話まではここで無料で読める。
https://mechacomic.jp/books/
漫画は後で見て頂くとして今は藤岡藤巻がYoutubeでやっている
「藤岡藤巻TV」
これは藤岡父が真面目に書いたストーリー。
3時間後に巨大隕石が地球に衝突するという時、サラリーマンの私はどうするか。
「終末」