イギリスのシンガー・ソングライター、
アル・スチュワートのCDボックスセット
「The Admiralty Lights:Complete Studio,Live and Rare 1964-2009」が発売になる。
なんとCD50枚組で全世界限定2000セット
1967年から2008年までのスタジオ・
1970年から2009年までの未発表ライブ音源などCD18枚
1965年から1972年までのBBCセッション音源を3枚。
1964年から2008年までのデモ、
他にもちろんいっぱい特典が付いて
価格は400ユーロらしいので53000円弱か。6月3日発売。
商品のトレイラー映像
https://www.youtube.com/watch?
更に詳しくはMusic Life Clubのここを
https://www.musiclifeclub.com/
アルバム「イヤー・オブ・ザ・キャット」のヒットで知られる
アル・スチュワートが私は大好きで今までも書いてきた。
2020年9月
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
2016年5月
https://ameblo.jp/nihonyogaku/
特にCBS時代のヘッケルさんが担当していた
アルバム「オレンジ」(1972年)
ていうか、これを新入社員の時に編成会議で初めて聴いた。
自分の恋愛を歌う私小説的なものだとヘッケルさんは説明しこの曲をかけた。
「スペインからの便り」
この声に一発でやられた。
続けてヘッケルさんは驚くことを口にした。
「LPジャケットを日本盤はWジャケットにしたい」
イギリス盤は普通のシングル・ジャケットだけど
日本盤はいわゆる2つ折りジャケットにしたいんだと。
2枚組でもないのにそんなことができるんだと思った。
LPはブックレットも含め一押しの雰囲気が出る豪華仕様になった
アル・スチュワートはこのアルバムの後「過去、現在、未来」(
その2年後の1975年「追憶の館」では念願の私が担当した。
Wジャケットにはしなかったけれど
アラン・パーソンズのプロデュースのいいアルバムだった。
しかし、悲しいかなこれを最後に彼はRCAに移籍し
大ヒットアルバム「イヤー・オブ・ザ・キャット」
2016年に来日公演を私は気づかなくて見に行
でも後でセットリストを見たら初期の好きな曲はあまり入ってなく
もし行ってたらちょっと残念な気分になっていたかもしれない。
でもやっぱり生を見たかったとは思う。
今回のボックス・セットを買う気にはならない。
今の私は「オレンジ」と「追憶の館」があれば充分なのだ。
ではそれぞれのアルバムから1曲づつ。
「スペインからの便り」(1972年)
https://www.youtube.com/watch?
「ああキャロル」(1975年)