アメリカのスプリングフィールドにある
「Abraham Lincoln Presidential Library and Museum」
のエキジビションにチープ・トリックが扱われることになった
ロックフォードのTV局「13WREX」
エフィンガムのFM局「97.9XFM」他が伝えている。
僭越ながら一応周囲の情報だけ説明すると
チープ・トリックは出身がイリノイ州ロックフォード。
イリノイ州はシカゴが一番の都市で州都はスプリングフィールド。
地図ではこういう位置関係になる。
アメリカのバンドの大型ツアーはいきなりNYやLAからではなく
五大湖のまわりのこのへんから始まることが多い。
私もこのエリアの小さな町は取材のケアで何回か行っている
タクシーが夫婦それぞれの計2台しかない町もあったし、
冬の朝起きたらモーテルのドアの隙間に雪が溜まっていることもあ
このあたりは一般的に中西部(Midwest)と呼ばれ
大統領を多く輩出しておりその代表的なのがエイブラハム・リンカーンだ。
そのリンカーンを讃えて州都スプリングフィールドにあるのが
先の「Abraham Lincoln Presidential Library and Museum」
「大統領図書館&博物館(とでも訳すのか)」で、
そこで開催される「The Stateof Sound:A World of Music from Illinois」という
イリノイ州の音楽史を紹介するエキジビションだ。
4月30日にオープン、来年の1月23日まで開かれる。
どんなアーティストのどんな物が展示される
フィルムや資料以外に、ベニー・グッドマンのクラリネット、
ハウリン・
ダン・
アース・ウィンド・アンド・ファイアーのステージコスチューム、
他にマディ・ウォーターズ、REOスピードワゴン、チャンス・
などだそうだが、特別展示コーナーの紹介にこうあるのが驚く。
ロッカーのチープ・トリック、ジャズの偉大なマイルス・デイビス、
ブルーグラスの女王アリソン・クラウス、
「King of Soul」サム・クックなどの伝説にスポットライトを当て
イリノイの素晴らしい音楽史を探ります。
サム・クックやマイルスより先にチープ・トリックですわ。。
実は我々が思っているよりチープ・
地元ロックフォードはこんな感じだし
2007年にはイリノイ州議会が毎年4月1日を「チープ・
2016年には「ロックの殿堂」入りを果たし、
2020年にはアメリカ議会図書館(国立図書館みたいなもん)の
「National Recording Registry」(録音物の歴史遺産みたいなもん)に
「at Budokan」が登録された。
この時はリックも興奮してメールしてきたほどだ。
こういう文化や芸術の近代遺産を大切にしている気がする。
で、今日も当然チープ・トリックを聴く流れだが
あさって金曜日に20枚目のスタジオ・
今日はやめて、いい天気なので散歩に出ることにする。