8月21日は故ジョー・ストラマーの誕生日。
日本時間の今朝4時から2時間、彼の誕生日を祝うオンライン・イベントが開催された。
ジョーの公式サイトとYouTubeで生配信されたイベント
『A Song for Joe: Celebrating the Life of Joe Strummer』には
以下のようなアーティスト、デザイナー、
映画俳優、映画監督などが参加した。
アルバート・ハモンド・ジュニア (ザ・ストロークス)、
ベト・オルーク、ボブ・グルーエン、ボブ・ウェア、
ブライアン・ファロン、ブルース・スプリングスティーン
ブッチ・ウォーカー、チェリー・グレイザー、
クレイグ・フィン&タッド・キューブラー(ザ・ホールド・
デイブ・ハウゼ、ダーニ・ハリスン、DJ Scratchy、
ドロップキック・マーフィーズ、ユージン・ハッツ (ゴーゴル・ボールデロ)、
フランク・ターナー、ハインズ、HR(バッド・ブレインズ)、
ジ・インタラプターズ、ジェシー・デイトン、ジェシー・マリン、
ジム・ジャームッシュ、ジョー・イーライ、ジョシュ・
ジョシュ・ホーミー(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)
ルシンダ・ウィリアムス、ライザ・ジェーン、マット・ディロン、
ニコライ・フレイチュア (ザ・ストロークス)、レイ・ゲンジ(映画ルードボーイ)、
リチャード・デュダンスキー(101ers)、サラ・
スティーヴ・ブシェミ、トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・
ちなみに、ベト・オルークとは今回の米大統領選に一時出馬表明していた
民主党の上院議員で、元フォスというパンクバンドのヴォーカルだった。
朝4時からの配信をリアルタイムで観られた人は
かなり高齢の人か就寝前の大貫憲章さんくらいだろう。
でも、今からでもここで見られる。
(5Gじゃないとスタンバイ長いっすよ)
https://www.youtube.com/watch?
ブルース・スプリングスティーンやトム・モレロなどが出演、
と書いている記事が多いが、問題はそこにはなくて
死後18年も経っている彼の誕生日に
業績を讃えるコメントやトリビュートの演奏をするアーティストが
こんなにも多いということに加え、
ジョーのサイトでは奥さんを初め今回のコロナの影響で
閉鎖の危機にあるライブ会場を救済する基金
「Save Our Stage」への寄付を呼びかけているところにある。
確かにジョーが生きていたらライブ会場を救う運動の先頭に立って
「お前は何をするのか?」と問いかけているに違いない。
そうだよな
「トライすらできないヤツがやっている人間に何を言えるって言うんだ?」
なんて言っていたジョーだ。
でも日本からこの基金にはすぐに寄付できないみたいだし
それよりジョーには自分たちの足元を見ろとか言われそうだから
私も日本のライブハウス救済に何ができるか考えよう。
そういう基金があるかな。
番組の中で気に入ったのはこの曲
「ゲット・ダウン・モーゼス」ジ・インタラプターズ
気持ちのいいバージョンだ。
https://www.youtube.com/
亡くなって18年も経つのにこんな盛大な生誕祭が行われたジョー・ストラマー、
享年50、存命だったらこの8月21日で68才。
カリスマではあったけれど孤高の人ではなくて
市井の人だったところが何よりカッコいい。
しかし、それでも海で海パン姿って
やっぱりジョーには似合わないと思えるのは私だけか。