テレビの地上波は深夜までお笑い番組で溢れている。
世の中には「お笑い」を嫌いな人もいて
特に「ひな壇番組」は(くっだらねえ)と評判悪いのだが
私はフリートークで間髪入れずに
キレのいい機転の利いたトークが返せる芸人って
一般社会でも優秀な人物になっていただろうと思う。
「臨機応変」「当意即妙」なアドリブというのは
センスに加え状況判断など頭が良くないとできない。
私はコントでは東京03、サンドウィッチマンをYoutubeで観るし
大御所、中堅のボケだとダウンタウンの松っちゃん、千鳥の大語なんかで笑う。
今、若者に人気絶大という漫才コンビがいる。
「ぺこぱ」と「EXIT」
正直、高齢者の私にはこのへんの笑いがキャッチできない。
ただ、EXITの場合の
「よろたの~」「あざまる水産~」みたいな若者言葉じゃなく
彼ら独特のダジャレには、たまにやられる。
「間違いナイトプール、パシャパシャ!」は有名だし
「甘やかし杉田かおる」「ありえナイチンゲール」
「頂きマチュピチュ」あたりまでは、まあわかるとして、
こんなのもある。
「ゆるしてくだサイモン&ガーファンクル」
「了解道中膝栗毛」
「生類わかりみの令」
「すみま千の利休」
「早すぎた玄白解体新書」
「ありが東方見聞録」
こういうのを、テンポとゴロの良さで強引に笑わせている気がする。
私には受けるのだが、S&Gや杉田玄白や東方見聞録をファンは知ってるかな。
友人のKくのさんが似たような方向性を持っていて
私が思う彼の生涯最高傑作ダジャレは「下手な鉄砲カズ宇都宮」だ。
「カズ宇都宮」は業界だけで有名な我々の友人だから
ほとんどの人がわからない、そこが身内受けで面白い。
で、昨夜はまたこのメンバーのリモート飲み会で大騒ぎ&身内受け大笑い。
「45年前の女子高生も今やリモートにハズキルーペは欠かせない」
政則さんが着ていたのがザ・タイガースの「ピー色Tシャツ」だったので
今日はこれにする
タイガースの解散コンサート(多分)で瞳みのるが歌った「ヘンリー8世君」
ハーマンズ・ハミッツ1965年の全米No1ヒット
これで腹を抱えて笑うことはないけど、笑える。
https://www.youtube.com/watch?v=QsBIREb5uMM
お笑いはNK細胞を活性化させるというから
これからも苦笑でもいいから笑って毎日過ごしたい。