渋谷が再開発でとんでもないことになっています。
ビルがいっぱい建つと知ってはいてもここまでかと。
「渋谷なんて目をつぶっても歩けた」とか言うベテランさんはもちろん
「去年のハロウィンは大騒ぎして楽しかった」とか言う若者さんでさえ
もしこの半年、渋谷に行っていない人がいたら今の渋谷に驚くはずです。
驚くと言うより、目的地に着く前に一瞬迷子になるでしょう。
今までの土地勘が利かないんです。
あった道路が無くなってたりするので、それはそれは焦ります。
それでもタワーレコードや西武渋谷店、
109や東急本店の方にまで行けば昭和や平成の光景だから
ホッとしますが、駅周辺はまったくいけません。
去年2018年9月に「渋谷ストリーム」「渋谷ブリッジ」ができて
今年の5月に「渋谷ソラタス」がオープンし
47階建てで屋上の展望台の入場料が2000円もする
「スクランブルスクエア東棟」がもうすぐ11月1日にオープン
東急プラザの跡地の「渋谷フクラス」は12月5日にオープンします。
「スクランブルスクエア」の西棟は今の東急東横店西館のあたり
中央棟は渋谷駅の真上にそれぞれ2028年に建つ予定とのこと。
吉田拓郎の「イメージの詩」という歌に
「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」という歌詞があります。
この日、まさしく「古い水夫たち」の毎年恒例の集いがありました。
再開発の中では早く建ってたから
もう古いビルに入るかもの「ヒカリエ」にあるスペイン料理「ラ・ボデガ」
8年間馴染みだったのに閉店した「トラットリア・パッパーレ」と同じ
「アキナイ」の経営店、全8品に飲み放題、5000円。
学生時代の放送研究会の仲間。
また大事なメンバーの1人を昨年末に失った古い水夫たちは
今年も変わりなく集まって飲んで食べて笑って歌うことで追悼します。
「イメージの詩」吉田拓郎(1970年)