昨夜、野中は「月見ル君想フ」で燃え尽きました。
自分は本番では大したことしてないのに。
「劇団TAKICHI」第二回公演
「アローン・アゲインは瑠璃の色」
今回もおかげさまでの満員御礼でした。
会場でのランスルーで表面化した稽古不足から来る不安、
それを直す間もなく開場時間が近づいてリハは終了、
開演が迫るにつれ増してくるキリキリするような緊張感、
上演中はソワソワ落ち着きなくお客さんの反応を気にしながら
(終わったー!)の終演と同時にドカーン!!と訪れる
まさにパラダイスのような快感、開放感。
キャストとスタッフ全員の満面の笑みには
共有した充実感と言うか達成感があります。
そりゃあミスはありました、演奏も間違えました。
あれほど本番でのアドリブは禁止と言ってるのに
台本にはないセリフが自由奔放に飛び出すし。
確かに自己満足のきらいはあるでしょうけど
現役時代に仕事で仕切ったライブイベントが
たとえ何千人もの大会場であっても
あんなものとは比べようもない幸福感はたまらんです。
「演劇の魔力」みたいなもんですかね。
多少のお世辞はあるにしてもお客さんにもおおむね好評で
打ち上げにも溢れんばかりのお客さんが残ってくれて
ほとんどビアガーデン状態になりました。
空腹にハイボールが5杯6杯と進むうち
今回の公演で劇団を解散しようと思っていた私なのに
泥酔している頭の中で
(次やるならグループサウンズだな)とか
(300人くらいの小屋で大道具もありでやりたいな)
(それとも複数日公演てのはできるのかな)
(映画だと違う達成感があるのかな)とか
また性懲りもないことを考えていました。
もしかすると燃え尽きていないのかもしれません。
そんな我々の劇団「TAKICHI」公演に訪れて頂いた
月島太郎と同期の長崎東高校の皆さんを初めとする
すべてのお客様に心から感謝申し上げます。
あ、「稲さん」にも。
度々セリフの中に登場した「いなさん」は
「稲さん」とは違う架空の人物ですから(笑)
そして一緒に遊んでくれた劇団の素晴らしい仲間たちに感謝です。
最後にSpecial Thanks を鈴木ぱくちゃんと高久さんに貼ります。
今日は死んでいる私でした。