ちょっとクサイこと書きますが・・
劇団「TAKICHI」の今回の演目にかかわっている
総勢22人のメンバーが
会社、職場、世代を超えてつながっているのは
酒でもゴルフでも遊びでも趣味でもなく
「音楽」だとわかったのです。
もし「音楽」という共通項がなければいくら友だちだって
いい大人が自分の休日時間を削ってまで
こんな面倒なことをやるはずがありません。
それは前作「50年目のダンデライオン」の時の
キャストとスタッフの表情から窺えていたので
今回はより音楽の比重を増やしました。
使われる音楽は重要な役割を果たします。
はい、JASRACへの使用申請は当然の義務です。
そのへんはぬかりありません。
***
定年退職を迎えた主人公「太郎」は自分の人生の岐路が
「CBSソニーオーディション1981」
そこに落選したことでプロ・ミュージシャンになる夢を諦め
サラリーマンとしての道を歩み、勤め上げた太郎ですが、
「あの時」
そんな時・・・
***
今回その「CBSソニーオーディション1981」
ストリート・スライダース、大江千里、白井貴子が通過した
あの年のオーディションに主人公「太郎」を入れてみました。
もちろんそんな史実はありません、フィクションです。
太郎以外のアマチュア・アーティスト役を
少しというよりかなりとうの立った友人たちが演じてくれます。
一昨日の通し稽古直前の僅かな時間に
キーと尺の軽い打ち合わせだけで来週本番です。
まったく芸達者な連中です。
それでも素人のしかもオヤジたちの演奏と歌を
延々聴かされる辛さは知っていますので
それぞれをほぼ1コーラスにしています。
あっという間にライブは終わりますが
楽しんで頂けることに自信あります、お楽しみに。
どこかで登場します、この曲の日本語バージョン。
「悲しき雨音」ダニー飯田とパラダイス・キング(1963年)
https://www.youtube.com/watch?
音楽は次々に友だちの輪を広げます。
仕事してきた会社も違うSおさんとPくちゃんなんて
この日が初対面だったのにすっかり旧知の間柄に見えます。
自分の職業に音楽を選んで良かったなとつくづく思うのです。