山口冨士夫、享年まだ64才。
後頭部を打ち意識が戻らないままに死去。
病気や事故じゃなく傷害事件というのがいかにもだが
高崎一郎さんのラジオを聞いていた中学生の私は
高校に入るとビートルズ他のイギリス系になり
浪人時代の1967年はGS一色だった。
GSブームの中ちょっと遅れ気味にデビューした
ダイナマイツの曲は「トンネル天国」。
そのB面が話題になった。
橋本淳作詞、鈴木邦彦作曲の黄金コンビの
いわばバンド版歌謡曲なんだけどカッコ良かった。
ヴォーカルの瀬川洋とこの鋭角なギタリスト
山口冨士夫がこれで一気に人気になった。
後の「村八分」の原型を見たとは言えないが
少なくとも<ロックの香り>を感じていた。
今になって思うに、もしかすると山口冨士夫って
日本で最初の<ロックギタリスト>だったかもしれない。
その曲
カラオケボックスではこの曲の次に
ゴールデン・カップス「銀色のグラス」を入れる。
これも橋本淳作詞、鈴木邦彦作曲。
盛り上がるんだ、また。
http://www.youtube.com/watch?v=ypaB-KzYKF4
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ザ・ダイナマイツに関してはもう一つ書きたいのだが
週刊誌ネタになっている人がかかわるのでここでは自重した。
彼もきっとこの週末は山口冨士夫の冥福を祈っていると思う。
彼もきっとこの週末は山口冨士夫の冥福を祈っていると思う。
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